第2話 異世界とSF (後編)

「……ここは…?」

気づくと自分は何ならかの部屋にいた、その部屋の天井には巨大なリング状の機会があり、モニターもいくつか設置されていた。するとコンピューターの声と思われるアナウンスがはいる。

「最終調整完了、脳および体に異常なし、強化獣人C-404通称ユリシス覚醒しました。」

「そっか自分SFの世界に来たんだった……ってちょっと待て今獣人って言ってなかったけ?」

部屋を見て鏡を見つけて慌てて鏡に映った自分を見ると

「なに…これは…?」

銀髪のやや長いロングヘアーに頭に狐の耳と体の後ろからは尻尾が生えていて身長も前の時よりさらに小柄になっていた。そう、自分は狐耳の獣人となっていたのだ。

「み、み、認められるかーー!!!」

そう叫んだ だが妙なことに人の気配がないのだ。

「と、とりあえず部屋から出ようかな…」

そう言い動き出すと近くのボックスが開きその中から武器が出てきた。

「これは…アサルトライフルとハンドガンに刀?」

デザインから見るといかにもSFらしい形をしていて残弾と思われる数字が銃の横に表示されていて刀は青く光っている。それを手に取り部屋から出てしばらく歩いていると出口を発見する。

「やっと出口だ。」

そして出口の扉をを開けた瞬間そこは荒れ果てた荒野だったしかも遠くに街が見える。

「仕方ない歩くしかないか…」

そして街に向かって歩き出したのだった。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

みんながファンタジーの世界に召喚されて行って 自分はその世界に行けなので 狐耳の姿でSFの世界に行って現実世界に戻ってきます。 森音ユウ @morine_yuu

★で称える

この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。

フォローしてこの作品の続きを読もう

この小説のおすすめレビューを見る