みんながファンタジーの世界に召喚されて行って 自分はその世界に行けなので 狐耳の姿でSFの世界に行って現実世界に戻ってきます。
森音ユウ
第1話 異世界とSF (前編)
いつもと変わらない朝、いつもと変わらない日常、だが時々人は思う…異世界に行ってみたいと。ここ最近は異世界転生のアニメ、小説、漫画が多いのだ。まぁ自分に関しては全く興味がないのだ、どちらかというとSF作品の方が興味がある。なぜSF作品に興味があるかというと単純な話、架空の兵士や武器、ロボットとか言った兵器がカッコいいだけである。そう言って今日もごく普通の日常が始まる。おっと自己紹介がまだでした私の名は森岡 ユウ 男性だが身長が低く髪の毛もやや長めなため学校からはたまに女子扱いされる。まぁこれが自分の日常ですけどね。「…行ってきます。」自分がそう言って家を出て学校に向かう。学校に到着すると早速他の男子生徒が絡んできた 「お、ユウちゃんじゃねーか!今日も一人ぼっちかかわいそうに笑笑」相変わらずの嫌な絡み方である そう言って自分はスタスタと教室に向かい自分の席に着くが他のクラスのみんなもクスクスと笑ってくる。その時、放送が流れる
「おはよう諸君、みんな元気そうで何よりだ。」あまりにおかしすぎる放送である。
「なんだこの放送は?」「誰かのイタズラじゃないの?」生徒たちがざわつきはじめる。そして次の放送で口にしたのは耳に疑う内容であった。「この学園のみんなにはこれから異世界に行ってもらうよ。」 「はぁ!?」全員が一斉に反応した。
「…異世界…?」放送はさらに続く「さてこれから君たちのステータスを表示するよ確認したまえ。」そう言うとそれぞれの生徒にステータスが表示される。中には魔法の適応性や筋力のレベルその他には両方使える者もいた。だがおかしな事に自分には表示されない。そうして放送は最後の言葉を言う
「それでは異世界に召喚するよ、幸運を。」そしてみんなが次々と魔法陣で異世界に召喚されていった。自分を除いて。
「一人になっちゃいましたか…」すると放送が流れる
「君には別の世界に行ってもらうよ、君で例えるならSFの世界にね。」
「え!?」
まさか自分がSF世界に行けるとは思わなかった。だがここで断ると後悔しそうなのでここは覚悟を決めて
「お願いします。」
「うむ、いい返事だ。それではテレポートシーケンス開始。幸運を」
そう言われて自分はSFの世界にテレポートされたのであった
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます