書籍化されてないのが不思議なくらいレベルが違う作品

世界観、能力の設定、描写力など、ハッキリ言ってプロレベルです。
特に能力の設定辺りは秀逸で、そこらにありふれてる最強主人公が全属性の魔法を最上級で使えます、みたいな鼻くそほじりながら五秒で考えたようなものとは比べ物になりません。
能力の内容に関しては小難しい理屈が出てくることもありますが、そこまで考えなくても何となくこの属性でこういう性質ならこういうことも出来るよなーと読んでて納得感があります。
主人公の演算力に関してはちょっとメタいというか、天才キャラクターを描くに当たって主人公が言ったことに当てはまるように次のストーリーを描いてる感が時折見えてちょっと気になりますが、それを活かした頭脳戦なんかも面白いので、ちょっと気になるけど面白いしまあいいか、と受け流せる程度です。

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