マルクトホーフェン侯爵に無理やり要求を吞まされる王様の描写がこれまでにちらほらあって、ずっとイライラしてました。なんで押されるばっかりでなんも言わへんねん。と

側近の侍従の任命すら王様の意向が通らないという話を読んで、ああなるほどと。
そら無理だわと納得しました
王様の力が弱いと言われてきたけど、どうして弱いのかがわからなかったので今回の話はとても良かったです

もっと早い段階で王様の権力の弱さを具体的に描写する話があればこれまでのマルクトホーフェン侯爵の無理押しに、より強い納得感を持たせることができたと思います

無能かと思いきや有能な王子でしたか

あー······駄目だ、これは
グレゴリウスが王位についたら帝国が二つになって食い合うだけだ

この子は母親似ですね