楽しく拝見させていただきました。これからふたつの文章を書く。ちがいがわかるでしょうか?A僕は外に出た。B僕が外に出た。ナレーションと登場人物の距離感のちがいが、助詞の「は」「が」のちがいにはある。「僕は」と書いたときは、ナレーションと登場人物は一致している。「僕が」と書いたときは、ナレーションが少し客観的に観察している感じになる。どちらも一人称の描写だが、ちがいがある。それをストーリーとして自我について考えた作品のように感じました。とてもおもしろい。
自分は何処に行くのかわからない何処からきて何処に行くのだろう神すら分からない…ですよね。シュレディンガーの猫を例えた神秘的な俳句でした。ありがとうございます。