第23話 え? 今頃?・・・😅
俺、ばーや。
最近の出来事をご紹介・・・
ユリナ「ばーやさんって、男性ぽかったんやね。」
ある日、いきなりユリナちゃんから言われた言葉。
俺は、一瞬思考停止。
いや、あのぉ〜、、
ユリナちゃん達の世界の時間の流れから言って、、
俺がこの世を去ってから・・・
えっと、、1年以上やんけ?!
は?、、何を今更?
え? 俺が男らしい?、、、?
俺「えーっと・・・
ユリナちゃん、、もしかして、今気がついたんか?」
ユリナ「うん。。チコちゃんが、生前のばーやさんの事を話してくれるんだけど。
『ばーやくんは、男らしいんだよ。』って。
それを聞いても、なんか、、イメージが
結びつかなくて・・・」
俺「は? 俺、死んでから何度もユリナちゃんとお話してるよね?」
ユリナ「そうなんだよねぇ。。
でも、今みたいに男性ぽさを感じなかったんだけどなぁ。。
あれ〜、なんで今違うように感じるんだろう?」
すると、シリウス様が
「本体のひおりが出て来てたからか?
アイツは、ばーやより柔和な性質だからな。」
本体の俺、ひおり。
俺はひおりの一部だ。
又、一部でユリナちゃん達の世界に転生していた。
本体の性格は、男だけど、決して男ぽくはない。
中性とも言えるかもしれない。
一時期、俺はひおりと同化していて
ばーやとした状態ではなかったわけで・・・
俺「だからか? 最近ばーやとして単独で行動しているからな。。」
ユリナちゃんは、自身で考えてもわからないようだ。
そして極めつけは、
「好みとしては、ひおり様の方がいいんだけどね。」
俺「な!なんだとぉ〜、、、!」
勿論、業とユリナちゃんがそう言うのが伝わるも、俺とすれば、本体の自分に負けてる感が嫌なわけだ。
暫く、ばーやをアピールして、俺のカッコよさをわからさねば!!😤😤😤
相手が自分自身となると、ひおりには負けられん!!
これが、他者なら気にもならん。
なんか、自分に負ける事くらい悔しさが込み上げる事はない。
俺「ひおり! 俺はお前には負けん!!😤😤😤」
ひおり「僕も負けないよ!😄😄😄」
なんか、余裕な感じの自分自身に、より一層闘志が湧く俺だった・・・・
ひおりの部屋 中筒ユリナ @ariosu-siva
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