オチが秀逸。「そういうことか」と膝を打ちました

主軸はSF×ホラーですが、編毎にジャンルがプラスされる、読み応えのある短編集です。

なんと言っても、オチが秀逸!
端的な描写に導かれ、転がるように読み進めた結果、行き着いた先で落とし穴にぶつかり、真っ逆さまに落ちていく。
そんな意外性のある〆方が多く、楽しませていただきました。

個人的なお勧めは、第2話と第5話です。
皆さんにも、是非本作を読んで“ハマる話”を見つけてほしい。そう思える、素敵な作品でした。