昔ながらのボーイミーツガール

saito sekai

小さな恋が始まります

一寸法師がお椀に乗って川を下っていた。すると声が聞こえる。


「ねえ、乗せて~」


見ると親指姫だった。一寸法師は快く彼女を乗せる。物語の中の二人は、以前から互いの事が気になっていたのだった。


やがて夕暮れが辺りを覆い、暗くなった川下りはおしまいにして、二人は何処かで休もうということになったのだか…


胡桃のベッドは一つしかない。


見つめ会う二人の心は、次第に高鳴るのであった。    完

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昔ながらのボーイミーツガール saito sekai @saitosekai

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