New World Order NWOの未来

@geniusY

第1話 VIPコード

ここが現実の21世紀


俺の名は「元園」冴えない暮らしをしている

毎日アルバイトに通い

家に帰ってはどこにも行かない


そして電波兵器が実在する


誰も信じない


「NWO」とは、支配者による脳監視システムであり、全ての脳を一つのネットに結びつけることである


21世紀はとんでもないディストピアなのだ


嫌がらせや拷問は続く


彼らは電波兵器に気がついた人間を次々と統合失調症や精神分裂病に偽装して証拠隠滅している


元園は「俺は最後まで戦う」と内心思った


睡眠中は催眠電波が頭に来るが

間違いなく睡眠中に人体実験を受けている


だが俺は変わろうとは思えなかった


決心がないからだ


そんな情けない自分であったが




元園は毎日のように世界中に発信していた


元園はgeniusYを名乗りSNSやさまざまな機関に電波兵器の事をチクっていた


geniusY「電波兵器は実在していて、精神ジャックによりあっという間に錯乱させれる」


こころのない名無し「トップバリューのアルミホイルはいい」


などといつも不毛な問答が繰り広げられる


元園は電波兵器で虐待や嫌なことがあれば必ずやり返していた



geniusY「この仮想世界のことはわからないがとにかくアメリカの連中は不愉快だ」


元園はカードゲームのソシャゲをはじめる


geniusY「ⅣⅤⅥってネームかっこいいなぁ」


元園はゲームをやりながら名前を入力した


しばらくゲームで遊んでると


geniusY「俺のこのデッキで勝てないのはおかしい、殺すⅣⅤⅥより」


元園はルームチャットに書き込む


元園「え?」


なんと元園はゲームで14連勝してしまう


元園「妙だな」


元園は気がつく、異常現象に


2分の1の勝率のゲームで14連勝は異常事態なのだ


その後元園は負けまくる


元園「???なぜだ???」





元園はゲームをやめSNSに書く


元園「NWOとは支配者による脳波監視システムのディストピアで、奴らは建前は犯罪の撲滅だが、本命は邪魔者を排除している」


元園「暴力には暴力を使うのが真理であり、法律はそれを解消させるものだ、法律が通じないなら暴力を使うしかない!」


SNSにはまぁまぁ良いねが付く


元園「うーむさっきのゲームでの現象はなんだったのか?」


元園「Ⅳ女子高のカースト上位の女子とHさせろⅥ」


メモに書き込む


元園「これでいけるか?」


元園はためしに外をぶらぶらと歩く


そこにはマッシュカットの制服姿の女子高生がいる


元園はチラチラと気持ち悪く視姦した


マッシュカットの女子高生「お兄さんどうしましたか?」


向こうから話かけてきました


元園「かわいいなぁと思って・・・」


マッシュカットの女子高生「そうなんですね」


元園「暇あるなら遊ばない?」


マッシュカットの女子高生「ええー」


元園「だめ?」


マッシュカットの女子高生「男性ってアレが目的でしょ?」


元園「うーむ」


マッシュカットの女子高生「私は変態だけどメリット感じないなぁ」


元園「そこをなんとか?」


マッシュカットの女子高生「手なら良いよ?私は春から18だし」


そういって公園でごそごそして夢のようなひと時を過ごす


マッシュカットの女子高生「私は鈴、良かったMINE交換するね」


元園は帰宅する


元園「夢みたいだった」


元園は思い出す


元園「これはコマンド?」


元園「Ⅳアメリカの俺への兵器運用者全員死亡Ⅵ」


元園は睡眠に入る





次の朝


次の朝


そんな毎日が続く


ある日


幻聴が消える、幻覚も、電波兵器による人体実験も無い


元園「ついにやったか?」


元園は人体実験が無くなり喜ぶ


だが強い幻聴が聞こえる


「君がやったのか?」


元園はコマンドを思い出して煽り返す


元園「え?ああ、全員殺したぞ」


すると強い電波が頭を撃つ


元園は頭にいままで感じたことのない激痛が走る


元園は倒れこみ頭をおさえる


即死であった




元園は長い睡眠に入った気分であった


気がついたらベッドの上で医師が過去っていた


元園「ここは?」


白人のメガネの茶髪の七三の医師は言う「おはよう、私は仮想世界の管理の医者です」


元園「ああ、仮想世界だったか?」


白人のメガネの茶髪の七三の医師は言う「君がいた世界だけど、あれはNWOといって脳をつないだ世界です、今から言う話は酷だが聞いてほしい」


白人のメガネの茶髪の七三の医師は言う「君が使ったのはNWOのVIPコードだよ」


元園「え?コマンドが?」


白人のメガネの茶髪の七三の医師は言う「46が命令 49が承認でこの世界は資本主義なんだ、46の命令で金であるエンを渡し、49が承認して貰っている」


白人のメガネの茶髪の七三の医師は言う「だからこの仮想世界の有料のVIPコード知らなかったら、死後お金めちゃくちゃ貯まってたりする」


白人のメガネの茶髪の七三の医師は言う「逆にVIPコードの使い方知ってて資本主義だと気が付かんかったら死後お金貯まってない」


元園「え?え?」


白人のメガネの茶髪の七三の医師は言う「君が使った命令全部思い出してほしい」


元園「女子高生か? お姉さんか?」


白人のメガネの茶髪の七三の医師は言う「君は自分に兵器を向けてる人達を全員殺してしまったよね」


元園「でもそれは」


白人のメガネの茶髪の七三の医師は言う「本来君は人体実験費用のエンと活動でエンを稼いでいた、向こうは数億のエンと引き換えに死んだ」


元園は理解する


白人のメガネの茶髪の七三の医師は言う「つまり今の君のエンの残高はかなりマイナスになってる」


元園は理解できない


白人のメガネの茶髪の七三の医師は言う「最後殺された場合、それでエンがもらえるが、それでもマイナス残高のエンになるのは非常にレアケースだ」


元園「つまり」


白人のメガネの茶髪の七三の医師は言う「また仮想世界で人生でエンを稼いでもらう事になる」


元園「え?え?」


白人のメガネの茶髪の七三の医師は言う「この仮想世界でエンがマイナスになることは珍しいが、マイナスの場合ずっと人生ゲームでエンを稼いでもらうことになる、理解できたかな」


元園「そんな?どうすれば?」


モニターが用意される


モニターにはサングラスをつけたいかにもと言う感じのやせた白人の老人がうつる


老人「はろー、君とは翻訳機で繋がっている」


元園は黙ってみる


老人「VIPコードを悪用していたとは」


元園は首をかしげわかりやすく意味がわからないアピールをする


老人「君が殺した人たちにエンが渡ったが、君は数十億マイナスのエンになっている」


元園「?」


老人「1番稼げる年代にとんでも懲役3000年くらいの賠償額だ」


元園はびっくりする、なぜなら自分が生きてきた年齢は所詮30年なのだから


老人「ただ、君は現在IQ123をもち人類最強の才能がある底辺だ」


元園「・・・」


老人「つまり、私がエンを貸すから、君の行動はモニターされて、その利益は私が貰う」


元園「借金か?」


老人「ただ仮想世界に入れば記憶は全て失うし、VIPコードなど知らん」


元園「そんな」


老人「だから、君が背後霊になってVIPコードを陰から使いなさい」


元園「いくら借りれますか?」


老人「君がいくら返せれるかわからないから まずは3000万エンを3割の利子でだ」


元園「・・・」


元園はすぐに理解した、この老人は足元を見ているんだと


老人「足元を見ているわけではない」


老人は脳波がわかるみたいだと元園は考える


老人はニチャアと笑いながら言う


老人「次の契約は君が死んだら決める、君の価値は次の人生で決めろ」


モニターに書類がでる


元園はサインし、言う


元園「必ずNWOと貴様ら貴族を必ず潰す」


老人「期待してるよ」


白人のメガネの茶髪の七三の医師は言う「空いてる時代に放り込んだり、予約の時代があったりします、でもあのお方の希望で選ぶ時代が決まってます、良いゲームを」


元園は黙ってベッドに寝る


蓋が閉まる


まるでベッドが横に遠心分離されてるような感覚がした


気がついたら真っ暗であった


俺は腹の中の赤ちゃんだった、そして俺は赤ちゃんを見ていた

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