こんにちは。
「辛いわよ丈夫な人が弱るのを励ますだけの日々というのは」
そうですね。
「じわじわと恋しさ募る今更に愛していると言えば良かった」
そうですね……。
とても良い詩でした。
見送る悲しみ。残された辛さ。切々と、心に響きました。
作者からの返信
過分な言葉を頂戴して恐縮です。
そして
「辛いわよ丈夫な人が弱るのを励ますだけの日々というのは」
加須さん、よくぞこの歌に注目して下さいました。
20首中、この歌だけが「私」の想いではなく、他の人に「私」が言われた言葉なのですね。
突然の別れも辛いけれど、大切な人が変わりゆくのを、支え続けるのもまた切なく……。
それを含んでのタイトル
『後悔のない別れなんてない』
でしたので^^;
励みになるコメント、そして素敵なレビューをありがとうございます。
編集済
コメント、失礼します。
後悔のない別れなんてない、まさにその通りだと思います。
どれだけ仲良く過ごしても、あの時ああすれば、こうすれば、と思ってしまいますよね。
全部歌で綴られる、というのも凄いし、心に残る歌ばかりでした。
作者からの返信
コメントそしてレビューまでありがとうございます✨
短歌の心得は無いのですが、別れについて考えさせられる事が続いたので、思い切って詠んだものになります。
過分なお言葉を頂き恐縮です。
どんな別れでも後悔があり、寂しさや切なさが募ってしまう。
けれど、大切な人との思い出や繋いてきたものはまた残された者を優しく包む。といった事が伝われば良いなと思っていましたので、とても美しいレビューを頂戴して感激しました。
〈愛する人の温かい面影〉は、ほんの少し切ないながらも「幸せ」の在りかでもあるだろうなと思います。
全編を 短歌で紡ぐ 物語
響き切なく 心震わす
うう、目と鼻と喉が熱く……全て短歌で表現しておられながらも、情景が滑らかに伝わってきて、巧みさに驚くばかりです……。
切なくありながら、思い出の美しさや人の温もりに、グッときてしまう……。
ただ悲しいだけではなく……春の日差しを想うような温かさ、優しさが、心に沁み込んでくるようでした。素敵……。
作者からの返信
勿体ないお言葉を頂いて恐縮です。
そして、お心のこもった温かいレビューまで頂戴して胸がいっぱいになりました。
大切な人との別れは辛く寂しいもの。そして、別れというものは心の準備などお構い無しにやってきたりして……。
この作品は、そんな残された者のやり切れない気持ちを読んだものではあったのですが、そうなるのはこれまでの愛しい日々があったからこそ。
レビューの中で
〈だけどそれだけではなく、優しい思い出を振り返れば、温かくなる心〉
と書いて頂いた言葉が、まさに伝われば良いと思っていた事を美しく掬い上げてくださった言葉で、じんとなりました。
何度も読み返したい素敵なご感想、本当にありがとうございました。
初めまして。月瀬澪です。
切ない短歌に、朝から目頭が熱くなりました。
後悔のない別れなんてない。
本当にそう思います。
だからこそ、日常の中で、大切な人にはちゃんと向き合って話をしたいですね。
毎日じゃなくていいから。
作者からの返信
初めまして。
〈日常の中で、大切な人にはちゃんと向き合って話をしたい〉
のお言葉に、私の方こそ胸が熱くなりました。
もっとこうしておけば……大切な人との別れは何かと悔いが残るものだと思います。
気持ちを伝えることは、当たり前過ぎるほど疎かにしてしまいがち。
けれど、今そこに大切な人が居るならば、気持ちを言葉にするのは大事かも知れない……。
そんな気持ちも込めていたので、私よりもこの気持ちをピタっと言い当てたコメントがとても嬉しかったです。
ありがとうございました。
わぁぁぁ切ない辛いですね
最後って事故にでもあったのかとおもってページを開きましたが
検査…不治の病みたいなものだったのですね
作者からの返信
病院食を味気なく感じた夫は、妻にぬか漬けを差し入れして欲しいとリクエストしました。
妻の方は、入院中は色んな検査もあるからちょっとは我慢した方が良いわよ。
と返します。退院したら好きなものを作ってあげようと思いながら……。
入院したものの、夫も妻も別れがこんなに早く来るとは思っていなかったのです。
別れってそんなにあっけないものなんだ……そう感じる出来事が続いたので詠んだ歌でした。
残された方の抱える悔いや切なさを感じて頂けたのですと、書いた甲斐があります。
読んでくださってありがとうございました。
長く共に生きたからこそ、たくさんの愛が溢れていますね。
残された寂しさはあるものの、残してくれた数々のものに囲まれて生きている毎日はとても愛おしいものです。
素敵な想いをありがとうございました!
作者からの返信
コメントありがとうございます✨
共にいたから楽しみは何倍にもなり、辛い時は支え合えた。
人生だもの色々あったけれど、そうやって積み重ねられたものたちは、優しく今を包んでいて……とそんな気持ちを込めてみました。
ちょっと背伸び気味の歌でしたので、寂しさだけじゃない、今の日常への愛おしさを感じて頂けてホッとしました。