オカ研38仁のプレゼント2
僕は気がつくとおかしな感覚に襲われる。
「あれ??これ…どうしたんだ?」
自分の目線がいつもの目線ではなかったのだ。
僕は動いてみるが…まずは手足がおかしい…。
両手はモコモコの手になっている。
「なんだよこれ。」
何かがおかしく僕は鏡の元へ行こうとすると寝ていたベットから降りるにも地面…そう床が遙か下にあるのだ。
「なにっ!?」
「っと…危ないじゃないか!?」
僕は落ちるのをなんとか踏みとどまる。
これは一体??
すると僕はベットの近くに置いてある鏡を思い出す。
僕は鏡の元に辿り着くと…ごくりと唾を飲む…気になったがそんなものは今の口の中には存在しなかった。
そして。
僕がそぉーっと鏡をのぞき込む。
「うわぁぁぁーーーーーーーーーーーっ!?」
僕は今だ…ないくらいの大声をあげる。
「なんだこれは…どうして僕がぬいぐるみになってるんだ??」
あまりにもおかしなこの状況に僕は焦る。
「これはどういう事だ??僕に一体何が起こったんだ??」
僕の姿はなんとクマのぬいぐるみになっているではないか??
「ほわぁぁぁ~~~。」
この危機的状況に焦る僕。
そしてそこで閃いたのは…。
僕は走り出す。
なんとかドアノブをやっと開けると、部屋を出て階段を駆け下りる。
「やばい!やばい!これは部長に相談しなければ!!???」
僕は部長の元を目指すことにしたんだ。
◇
◇
◇
僕は走る。
テクテク走る。
僕の前には如何なるものも立ち尽くしていてはならない!!
無我夢中で走る。
「うおぉぉぉーーーーーーーっ!!??」
ハァハァ……。
やっと……辿り着いた。
目の前には部長である藤野涼子様の屋敷の前だ。
「はぁはぁ……ぶ……部長。」
僕が上を見上げるとそこには和風の大きな屋敷かあった。
そしてあまりの疲労に僕は。
気を失ったのだ。
◇
◇
◇
ぬいぐるみの身体で藤野宅に辿り着いた仁。
一体どうなってしまうのか!?
お読み下さりありがとうございました!
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