第122話 Better Than Sex Part 2.
先月、妻が巻き寿司のワサビで苦痛と喜びを味わって、ワサビはBetter Than Sexと言った話を書いたと思うが(最初に言い出したのは私だったのだが)、実は、もう一つ、妻の同じ様なこだわりが判明した。今朝、米国では生卵は信用して食べれないので、温泉卵を作って、納豆と一緒に熱いご飯へかけて食べた。しかし、私が温泉卵のためのタレを作っている間に、アジアンマーケットで購入した納豆のパッケージを開けた妻が焦っていた。いつも買っている納豆は何種類かあるのだが、今回はちょっと変わった種類のものを買っていた。その新種の納豆のパッケージに、タレの袋はあるのだが、辛子がないと、妻は焦っていたのだった。納豆についてくる辛子なんて、納豆に混ぜてしまうと、あまり味もしないので、全く気にならない私なのだが、妻は、この辛子が絶対にいると言い出した。冷蔵庫の中を確認すると、チューブ入りの和辛子があった。なぜか、この納豆を買ったときに、そろそろ、おでんの季節なので、買っておこうという話になったので、我が家の冷蔵庫で発見されたものだった。妻は、そのチューブ入りの辛子を自分の納豆に入れて、タレと一緒に混ぜた後、ご飯に乗せて一口食べてみた。すると、案の定、辛子を入れすぎて、頭に衝撃が走った様だった。私が笑いながら、Better Than Sex Again?と聞くと、前回のワサビの話を思い出したのだろう苦笑いと共に、Yes, Better Than Sex!と答えてきた。その後、ご飯の上に、温泉卵も乗せてかき混ぜたので、ハッピーな妻に戻っていった。結局、私の妻は、刺激のある薬味が大好きなのだ。西洋マスタードも、ホットドッグに載せるのは好きだが、納豆には、日本の辛子が必需品らしい。おでんにも和辛子が欠かせないとも言っている。それにしても、私はワサビと和辛子に負けているのか?^_^
しかし、ここで、私がイカの塩辛を開封して、納豆と温泉卵を混ぜたご飯に乗せて食べ出した。それを見て、自分も少し食べると言い出したので、この塩辛は少し生臭行く、イカが太いと警告したが、スプーンで取って、自分のご飯に乗せた。そして、一口食べてしまったが、直ぐに、スプーンで塩辛を自分のご飯からのけると、私のお椀にそそって来た。警告したのに、食べてみないと納得しないのだ。以前、日本で食べた塩辛は美味しいと思ったものもあったので、いつも試している様に思う。米国で入手できるものは、アルコールが入ったものが多く、日本で食べられる塩辛とは味が違うと言っているのだが、一口は試してみたいらしい。
ところで、Better Than Sexという名の商品や商売もあるらしく、妻は、化粧品のマスカラが有名だと言っていた。ニューヨークタイムスでも、とても良い製品であると紹介されている。$30ドルは高過ぎるとも書いているが、この辺の相場は全くわかりません。
https://www.nytimes.com/wirecutter/reviews/better-than-sex-mascara-review/
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