第119話 留学前後に目にした米国のファッション、給食用の割烹着か?
最近、私が留学して頃に米国で流行っていた女性の衣類を思い出して、妻に呼び名を聞いてみた。すると、Smock topと言うらしい事が判明。早速検索してみた。色入り出てきたが、これがかなり近い様に思う。
https://www.facebook.com/photo.php?fbid=749560228562749&id=514932808692160&set=a.552736498245124
実はこれに出会ったのが、留学前の6月の研修だったと思う。会場は例の、代々木にあったオリンピック(1964年の方)記念なんとか会館だった。そこで、留学から帰国した直後に駆けつけてくれた女性のOBが手伝いをしていた。しかし、この女性(未だ高校生か大学一年生くらいの年齢)が異様な服を着ていたのだ。下はジーンズだった。手伝いとか言っても私達が座って話を聞いている会場を歩き回っていたので、近くでも見えるものだった。この異様な服がSmock topだった。上の写真では中央下の様なのものだった。私の周りに座っていたのは、前回の研修で仲が良くなった留学候補生達で、男の方が多かったが、女の子も2-3人いた。私が、あの先輩にあたる女性はなんであんな服を着ているのかと問うと、隣の男が、あれは最近の米国で流行っている服だと言ったので、まさかと驚いた。女の子の一人も、これが米国ではセクシーだと言われているのだと教えてくれた。それを聞いて、こんなもんがセクシーと言われる国に行きたくないかもという不安が頭を横切ったのを覚えている。
実際に米国へ行ってみると、本当に人気だった。もう既に、ロングスカートが流行っていた日本に比べて、米国は未だミニスカートが主流だったのは嬉しい誤算だったが、このSmock topを着る女子高生も多くいたのには驚いた。まるでい日本の学校で給食担当が来るエプロンではないか?なんでこんなもんがセクシーなのだろうかという悩みは消えなかった。しかし、例のダンスに誘った彼女が着ていたのを見た時には、鼻の下が伸びていたと思う。
因みに、このミニスカートも、私が大学に戻って来た年には、未だ流行だったが、大変残念な事に、半年でキャンパスから消えていった。米国のファッションはパリやミランの2〜3年遅れている言われていたのを覚えている。もっと残念だったのは、私の妻はミニスカートをほとんど履かなかった。ショーツや普通の膝丈くらいのドレス等は着るのに、ミニスカートはなしだった。どちらかと言うと、パンツ(ズボン)派だった。普段はジーンズが多かった。Smock topも着たことはない。寝衣以外は。米国の女性でも、夫やボーイフレンドが好きな服を着て男を喜ばせることは良くあるが、我が家の妻はそんなのはクソ喰らえだったと思う。今でもそうだが。服を買うのに付き合わされて、このドレスとあのドレスとどっちが良いかと聞かれることはあるものの、私の意見は余り反映されてないと思う。私はただの財布なのだ。
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