第118話 この大統領選の結果がどうであれ、
今回の選挙で、最終版になって、注目度がそれほど高くなかったグループに注目が集まりつつある。一つは若者達、Z世代と呼ばれる、1,990年代から2000年代に生まれた若者達だ。大多数の彼らは民主党寄りだ。人工中絶と銃規制に何色を示す共和を嫌う。パレスチナ戦争でも、今回は反イスラエルの米国民の圧倒的過半数はこの世代だ。(ところで、バイデン政権がイスラエを支持しているので、より一層、イスラエル内の過激な派閥を支持するトランプを今回の大統領選で支持するアラブ系米国人がいるのには驚いている。)その中で、比較的多くのZ世代の若い男が共和党を支持し始めているともニュースで報道されている。しかし、全体的には、圧倒的に民主党寄りだ。この世代は昔の若者達よりも、実際に選挙で投票するものも多いと言われている。このまま、この世代が年を取り、米国の世論をコントロールする様になると、共和党は勝ち目はなくなる。
その上、今回、多くの女性が妊娠中絶禁止に怒って、反トランプ票を投じる可能性も高い。それが、圧倒的な男性からの票を上まるかどうかは開けて見ないと分からない。共和党は保守の頼りである、キリスト教複音派の票を獲得するために、かなり右寄りの方針を取ってきた。しかし、キリスト教複音派は人口の2割を切ると言われている。Z世代には、かなり少ない。
そこで、共和党が生き残るために目をつけているのは、ラテン系だと思う。人口比も爆発的に伸びている彼らは、カトリックがおおく、妊娠中絶には反対でも拒絶はしない者が多い。しかし、WASPが主流共和党が、どれだけラテン系の米国人を取り込めるかは謎だ。
選挙の開票が始まってもいないのに、こうして、私は、次の世代のも事を考えている。
因みに、私は大体、民主党支持である。保守的な考え方は科学的でない事が多い(特に米国共和党については)。その上、共和党政権になると、科学研究費がけづられる。軍事関連の費用は増えることがおおいので、米国の研究者は、そちらで研究費を補う事になる。ただの科学的な疑問に関する研究はおろそかになる傾向がある。
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