応援コメント

第115話 米国の高校2、留学中に取ったコースの印象。」への応援コメント

  • @fumiya57さま

    こんにちは。

    @fumiya57さまの高校生時代は、日本で高校生の勉強内容が最も高度だった時代のひとつではないでしょうか? (その弊害が明らかになり、過酷さが緩和されたのが私たちの時代……)。そこで理数系の訓練を積んできていたのなら、この武勇伝もうなずけます。

    > 物理に関しては、先生が化学専攻だったので、物理は教えられないので、自分で教科書を読んで、テスト受けるという制度になっていた。

    これだと自習しているのと同じで、わざわざ高校に通う意味はないと感じるのですが、こういうのもありだったのですね? 

    作者からの返信

    佐藤宇佳子様、

    いつもコメントをありがとうございます。

    今は塾へ行かないと受験できないと聞いていますが、この意味がよく分かりませんが、学校で十分教えてくれないと言う事なのでしょうか?その上、受験勉強にはコーチングが有効で、塾の先生(コーチ)がうまいこと立ち回れる様に指導してくえるのと、してもらえないのでは差があるのでしうね。私の友人の兄は、工業高校へ進学した後に、ここ(工業高校卒)ではダメだと理解して、大学へ行くと決め、一人で受験勉強をして、東工大へ入りました。

    米国の田舎の小さな高校はレベルは低かったのです。高校で大学の単位が取れるコースを提供する学校もありまが、生徒数が多い高校、大学の附属高校か、私立の精鋭高校でもないと無理です。

    物理は、まあ、私も日本の高校でも、授業よりも教科書と参考書で学んでましたから、それで良かったです。他の生徒は真面目に実験とかもやっていたのですが、私はテストばかりこなしていました。

  • いつも、これは不思議なんです。
    米国の高校までの教育と、日本だけでなく、日本以上に教育国家である韓国、中国などと比べると、レベルは低いですよね。
    英語ができないってだけで日本人には大変ですけれど。
    でも、もっと不思議なのは、なぜか、世界的な発明をする人、例えばですが、ミシガン大卒のグーグル開発者とか。
    ほかにも、アップルとか。
    とにかく、ノーベル賞も桁違いに多い。
    平均値の嵩上げには、日本的教育は正しいのでしょうが、天才を潰しているような気がします。

    作者からの返信

    雨 杜和 様、

    いつもコメントをありがとうございます。

    ノーベル賞等の話、私はこれには、三つの理由があると思います。先ずは、研究費の話です。日本人がノーベル賞を貰っているのは、バブル期の研究費も多かった時代に行われた研究が多いです。米国の研究費はずば抜けています。今は、日本に代わって中国ですが、10〜20年後になって、この中国の投資がどう出るか注目されていると思います。中国では、もう二つの要素、特に私の2番目の理由が欠けているからです。それは、雨 杜和さんがおっしゃるように、中国社会の根本にある儒教が「天才を潰す」と言う淘汰を行っていると、私は思っています。出る釘は打たれるです。日本でもそう言う傾向はありますが、元々は中国の発想です。新しい発想よりも、過去の例に従う。日本では、私が幼い頃よりも「良い子を育てる」方針の為に、子供達は悪ガキになれなくなっていると思います。私のエッセイで、小学校の校長先生になられた恩師が、私が大学の教官になったことが信じられなかったと言う話に書きましたが、反抗的な精神は画期的な研究につながると思っています。米国では、日本や中国よりも、自由に成長していると思います。第三の理由は、移民です。一の理由もあり、研究環境が整った米国へ、世界中から研究者が集まって来ます。科学的な理由とは関係なしにやって来た移民の二世達も米国の教育環境で活躍するケースも多いと思います。そして何よりも、第二次世界大戦前後に移民して来たユダヤ人達とその子孫の存在が大きく影響しています。

    アシュケナジムと言われる、ドイツ語圏から移民して来たユダヤ人達が、世界で一番頭が良いと言われ、ノーベル賞受賞者数の2割はこのアシュケナジムだと言われています。ユダヤ系は世界の総人口の0.2%しかいないのに、この数です。アインシュタインもこのアシュケナジムです。ヨーロッパで迫害されていた彼らの多くは、今では米国に住んでいます。

    こう書くと、ノーベル賞数を増やすには、日本も出来ることがありますが、民族の話は無理でしょうか?何度も恨みを書きますが、あの暗殺されて元首相の政権下での方針が、科学には最悪だったと思っています。カルト宗教と繋がっていたと知って、なるほどと思います。

    これは全て、私の個人的な意見ですので、あしからず。落ちぶれたい研究者の妄想ですから、そんなに本気にしないで下さい。

  • アメリカの大学もピンキリなんですね。日本の大学生よりも授業が大変で真面目というイメージでした。(日本は入るのが大変な分、入った後四年間のモラトリアムぶりがひどいので)

    作者からの返信

    蜂蜜の里さん、

    コメントありがとうございます。

    日本は、文部省(今では文科省)があり、一応全ての学校を配下において管理していますが、アメリカは住んでいる街で好きにやっているので、学区と学校によりかなりのばらつきがあります。親は皆、優秀な学校へ通える様に引っ越しまでします。おかげで、同じ街でも、校区で家の値段に差がでます。良い学校のある校区にある家が高く売れるのです。これは大学へ入る前の話ですが、大学でも、格差はかなりあります。私の務める大学の学生のレベル差には驚かされます。実数と正数の違いは分からない化学先行の学生が、毎年何人かいると聞きました。しかし、毎年、数人以上が医学部へ進学もします(米国の医学部は大学院)。日本では、入試で学生のレベルが大体まとまるのですが、米国は書類審査で、州内出身の生徒には、できるだけチャンスを与えるのが決まりです、チャンスを与えられて、泳ぐが溺れるる(落第する)かは、生徒の努力次第となります。これは州立の大学の話で、私立は違います。

    日本の大学の理工系は、3年間遊んでいた学生が、卒業前に卒論で叩き治される仕組みだったと思います。最近は、早い段階から厳しさが増していると聞きます。

    編集済