少しはちゃめちゃなfumiya57さまに怒る間も無く、かわいい最愛のお孫さんときれいなお嫁さんに会えたご両親の気持ちを思うと……。気持ちのアップダウンが激しかったことと思います笑
子どもはかすがいって、本当ですね。生まれる命の偉大さを思います。
作者からの返信
蜂蜜の里さん、
コメントをありがとうございました。
自分は男らしいとか、アピールしているくせに、実は、両親にそんな何簡単に結婚していたと告げることのできなかった、根性なしの私でした。腕っ節だけが強くても、女性関連においてはヘタレでしたから。正直、私と妻の精神年齢はあまり変わりはなかったのではないかと思います。今では、完全に逆転していると妻は自信を持って言います。
両親も、弟や妹の様に、私がしでかすんではないかという思いは少しあったとのだと思います。父と祖母は、その後、弟の縁談にはうるさくなった様でしたが、妹は、しれっと大学時代の同級生と結婚してしまいました。
孫の影響力は最大です。いろんな意味で。
これは、また、ご結婚が随分と早かったですよね。でも、すべてが丸く収まったのですから、それもよかったのかもしれません。
なんだか、今頃ですけども、ご結婚、ご出産、本当におめでとうございます。お孫さんまでいらして、とてもお幸せですね。
私は長く生きてきて思うことがあるのですが、結果として幸せな状況に持ってこられることができる胆力が、先生にはおありなんだと思います。
作者からの返信
雨 杜和様、
コメントをありがとうございました。
前回のコメントに、実家の家族への連絡のお話を書いて頂いた際に、私のお返事がちょっと曖昧になったのを覚えておられますか?それは、結婚した際には、家族には知らせていなかったからでした。妻はあまり聞いたり催促したりせず、伝えたと嘘をついていた私を信用してくれました。私が悪い男で、そのうち、妻には黙って、日本へ逃げ帰っていたかもしれないとか疑わなかったのかと聞いたら、そんなこと考えたこともなかったと言われました。絶大な信用があった様なので、それに報わずにはいられませんよね?しかし、子供が産まれるまで、結婚を隠していたのは、恨むと言ってました。結局、息子が産まれたおかげで、両親へ告白できました。
孫は、可愛いですが、六十を超えた夫婦には大変です。私は、二週間半の休暇を申請していますが、息子は、フランスでの滞在が長くなるかもしれないと言っているので、妻は不安になっています。
編集済
やはりキリスト教は根底に堕胎は罪という考えが強いと私は薄々感じているので地雷でしたね。
私の地域は仏教が強い場所だったようで、不殺生戒だけは云われたので、個人的には中絶は反対の立場です。
この辺りでアメリカ保守や共和党の考えはわかりますが、銃規制は賛成なので共和党と違い(不殺生戒)この辺りはよくわかりません
(追記)
お返事ありがとうございます。
ひとつ衝撃は「中絶のカンパ」でした。
北陸あたりだと、高い確率で「退学処分」で、定時制に入りなおすなどです。
若年層のシングルマザーは存在するので、北陸あたりはアメリカの保守的南部に近いかもしれません。
ショットガンは出てきませんが、同棲、結婚はあると思います
作者からの返信
晁衡さん、
コメントをありがとうございました。
私の高校生の頃は、誰かが妊娠した/妊娠させてのでと、その中絶手術のカンパの願いが、時々回ってきていました。その頃は、中絶手術が命を奪うものだという自覚はありませんでした。どちらと言うと、高校生で性行為に至る方がやばいことだと思っていました。
米国では、ショットガン・マリエッジという言葉があります。直訳は散弾銃結婚です。これを娘が妊娠したと聞いた父親や親族達が、相手の男を捕まえて、牧師の前に連れて行き、新郎の頭に散弾銃を向けて結婚の儀式を行うという意味です。広く、相手を妊娠させた男が、家族からの圧力で結婚させられるという話です。別の読者さんがボンジョビの話題で書き込まれていたブルース・スプリングフスティーンのリバーもこれに似たな内容の曲ですね。米国南部でよく起こると、他の地域ではみなされていますが、これが南部だけで起こるとは言えないので、息子さんが渡米される時には、注意が必要かも知れません。
私も子供が生まれた時は、泣いちゃいました。これからは家族の為に生きるのだ! とガチガチに緊張したものです。
嫁と必死に子育てをしている時、近所の中華料理屋さんに行ったら、中国人の御主人が子供を抱き上げて、
「良い子だねぇ。これからは良い事しかおきないよ」
と笑ってくださいました。それで大分、肩の力が抜けたのだと思います。
作者からの返信
@Teturo様、
コメントをありがとうございます。
自分の子供って、本当に感動するのですよね?正直、物心ついてから、一度も泣いたことのない私でしたが、涙が出てくるのが止まりませんでした。
妻は子育てを親権にとらえ過ぎて、後に産後鬱になってしまいました。
転がり込んだ18歳の少女がお母さんになる、その感動のシーンに立ち会わせて頂いたような気持ちになりました。
映画やテレビなどで出産のシーンを見る度に、自分の初めての出産のことを思い出して、いつも胸がいっぱいになってしまいます。
月足らずで逆子で未熟児で・・突然の破水で無理やり産道を広げるという、何とも切羽詰まったあの時の状態を思い出すからなのです。
そういう経験が身に沁みているので、奥様が妊娠されたというところから、もうずっと心配しながら読み進めていましたが、何と嬉しいことに、何といいますか、あっけらかんとした?清々しい?理想的なお産でありました。おめでとう!本当に良かったわね、やったねー! などと、きっと近くにいたら私は一緒に飛び上がって喜んだだろうな、って想像しました(妄想癖がある?)
今回のエピソードも、前回に続き、一篇のステキなラブストーリーでありました。
作者からの返信
@88chama ローバ様、
コメントをありがとうございます。
この章も読んでいただき、親身なった感想を感謝しています。ローバ様も大変な’お産の経験がおありなのですね。
その昔、空手の合宿で1週間寮に泊まり、毎日3度の稽古をしていた時に、稽古の後、体育館にあった大きなゴミ箱に履いていた女性を見て。ある大学院生が、この稽古ほど辛いことは人生で経験したことがないとか言ったのですが、その履いていた女性はすでに4人の母親でした。彼女が、お産に比べたらこんな稽古なんて序の口よとか言い放ちました。これを聞いた、同僚は、お産は、男には経験できない物凄いことだと悟ったと言っていました。この話を何度も繰り返していましたから、彼は、きっと良い夫になったでしょう。
両親に黙って籍を入れていたり、子供を生ませたりと、よその国でかってにやっていた馬鹿息子でしたが、孫のパワーで救われたと思います。
@fumiya57さま
こんにちは。
互いに異なる文化的背景があり、また男女差に根差す考え方の違いもあると、大きな失敗をすることはありますよね。決して命を軽んじているわけではなく、若くして妊娠した奥様を気遣うあまりの堕胎うかがいだったとしても。それが修復できない大きな亀裂にならなくて、本当に良かったです。
あ、でも、読み進めていくうちに、つぎつぎと判明していく、妊娠にまつわる失敗譚(というか、日本のご両親への結婚の報告忘れから始まるのですね ^^;)。苦笑させられるものもありますが、それでも若いおふたりがしごくまじめに生きてきた様子がしのばれ、厳かな気持ちになりました。
作者からの返信
佐藤宇佳子様、
コメントをありがとうございます。
堕胎の件に関しては、文化の差と言うか、私の理解が浅かったからだとも思います。妊娠と出産の間で、宗教や文化、そして、個人的な見解で、いつ「人」とみなすのか、異なっている事を知りませんでした。私の周りでは、高校生で妊娠しても、産まないのが常識だと思っていました。ただ、生まれた例を知らなかっただけだったのでしょう。
今思えば、私の発言は、妻にとってはショックだったと思います。未婚の場合、男が逃げ出す可能性があるとは、妻も認識していたと思いますが、既に結婚しているのに、なんでその可能性が浮かんでくるのかと。(実は、日本の両親には告げてなかった私なんですが。)
お互い、親となるには若過ぎた私達ですが、孫の面倒を見ながら、年をとり過ぎての育児もきついなと実感しています。
映画、「卒業」のラストシーンで、花嫁を強奪した主人公がその彼女とバスの席に座っているのを見て、若い頃は、良くやったと思ってましたが、今では、馬鹿な事をしたなとも半分思ってしまいます。それでも、彼女の結婚は阻止したので、目的は達成か?若気の至り、嫌いで半分ありません。
家族愛を体感しながら育った私は、そのバックグラウンドのお陰とも気付かずに言えた「俺たち二人、世界に対し」感があったのですが、妻は、自分には二人しかいない(後に息子を加えて3人)と感じていたのかも知れません。