@fumiya57さま
こんにちは。
奥様の生い立ちはなんとも複雑ですね。痛みに弱いというのも、この生い立ちに起因しているのでしょうか。これまでのエッセイを読んだ限り、@fumiya57さまととてもよいご関係を築いておられるようで、本当に良かったなと感じます。
奥様の継父と実母とが親権に固守したのはなぜなのでしょう? 奥様のお姉さんを置いて行ったことを枯らして、子供が大好きだったというわけでもないですよね。何かメリット(あるいは手放すことにデメリット)があるのでしょうか?
作者からの返信
佐藤宇佳子様、
コメントありがとうございます。
妻は未だに、幼い頃のトラウマから立ち直ってはいません。PTSDの傾向があり、今は、線維筋痛症(せんいきんつうしょう、fibromyalgia)と言う症状で体の色々な場所に痛みが出ます。痛みに弱いのはこれが1番の理由です。その上、数年前、Atrial Fibrillation (心房細動)で入院もしました。この心房細動は、睡眠時無呼吸(SleepApnea)が原因で、それ以来、CPAPという呼吸器を付けて寝ています。今は、身体的な問題と精神的な問題が絡みあって、一人での外出もままならない状態です。私の仕事の上司は、調子の悪い妻が仕事先へ付いて来ても文句を言わず、私が自分の任務さえ遂行すれば良いと言ってくれます。おかげで、この仕事を続ける事が可能です。
義理の母に関しては、子供は親(特に母親)と一緒にいるものだと言う概念は米国でも強いのですが、義母の場合は、子供達を自分の支配下に置く事が目的だったのだと思います。オウム真理教の様なカルトが信者をコントロールするのと同じです。姉は、脱退者とみなされたのでしょう。カルトは、信者が政府等に連れ去られる可能性があると、メンバーを隠したり、逃げ出します。継父は、掘り起こせば、警察沙汰になりそうな事をやっていたのではないかと思います(姉に手を出そうとしていたのかも知れません)。実は、米国では親権をめぐって、子供が隠されて、誘拐と見なされる件は多いのです。
うわあ……。サバイブした奥さま、ヒーローですね!fumiya57さまのサポートあっての強さですね。お兄さんもえらい。そして私も、成人した子どもからお金をもっと欲しがる親の気持ちはわからない。
作者からの返信
蜂蜜の里さん、
コメントをありがとうございました。
妻のことをヒーローと呼んで頂きありがとうございました。私も妻は頑張ったと思います。今でも、私達の性格はどちらかと言うと丸反対で、私の行動や言うことに驚愕することのある妻ですが、心は若く、政治的には蜂蜜の里さんととても似ていると思います。彼女の親族には、トランプサポーターが多いのですが、彼女はトランプが大嫌いです。イスラエルにも怒っています。クリスチャンですが、イスラム教は悪魔の宗教だとか言って来た古くからの知り合いと、キッパリ縁を切ったりと、リベラル街道まっしぐらです。丸反対と書いたのは性格で、政治的に私も彼女と同じ方向です。
一篇のノンフィクションを拝読したようでした。
事実は小説より奇なり、といいますが、この事実は小説より深い感動を与えてくれました。
口幅ったいことを申し上げるようで恐縮ですが、博士、よくぞ拾って下さいました!と思いました。
博士の男気・漢気はたびたびエッセイで感じておりましたが、これこそ正によい場面で発揮したということでしょう。
拾うことが救うことになり、それが成し遂げられるにはルームメイトの協力もあったことでしょう。
日本でも虐待や酷い困窮から逃す為に、善意の人が立ち向かってくれていますが、まだまだ救われる人はほんの一握りです。
もっとひどい場合はその劣悪さから逃れる術や、助けを求めて手を伸ばすという考えすら知らない人もいます。
そんな状況に、自分の非力も考えず歯ぎしりしている私です。
なので、この博士の救出劇にすごく感激してしまうのです。
エッセイで垣間見る奥様の心の傷らしきものを、博士は全部受け止めて愛情一杯で支えて差し上げていらっしゃいます。
奥様は考えられない、信じられない、と思えるような辛さを経験し、身を粉にして兄弟の為に働き・・と、凄い苦労の固まりのような方。
その姿を見て、神様が博士と出会えるようにして下さったとしか思えません。
博士もずっと恵まれた人生を送ることが出来ていたおすそ分け?とでもいうのでしょうか、それで奥様が幸せになれました。
と、こんなことを言ったら、このエッセイへのコメントが陳腐なものと笑われそうですね。
考えさせられるノンフィクション、ステキなラブストーリーを拝読した気分になりました。ありがとうございました。
作者からの返信
@88chama ローバ様、
コメントをありがとうございました。
波瀾万丈の人生の先輩であるローバ様に、ありがたいコメントを頂き、感謝しております。ローバ様も私も、親や親族から可愛がって貰って育ったと言う記憶は、後に出会った人生の苦難を乗り越える絆になったのだと思います。以前のエッセイにも書きましたが、家族からの愛を全く持って疑問もなく信じている私と、それが出来ない妻の間では、少しの衝突もありました。私の理解が浅かったところは反省しています。
ご存知の様に、今、孫の世話をしていますが、孫には私と同じ様に、親や私達からのunconditional loveを感じて、いや信じて育って欲しいと思っています。私達夫婦が、息子へ与えようとしても、足りなかった分は、私の家族が補ってくれた様に、孫をサポートするのが私達の任務と思っています。猛烈な母と共に、優しかった祖母が、私にくれた一番の贈り物の様に。
なんて言葉をかけていいのかわかりませんが、ある友人を思いだしました。彼女の夫は仕事をすぐやめ妻を支配下に置こうとする困った人で、彼女自身は高学歴の素晴らしい人でしたが、なぜ、あんな男に引っかかったのか、たぶん異性に耐性がないのかもしれないですが。
暴力夫から逃げる手助けをしたことがあります。
しかし、この母親は子を産む資格がないですよね。こういう親に生まれた子どもは本当に気の毒だと思います。
作者からの返信
雨 杜和さん、
コメントをありがとうございます。
妻の母親もですが、実は父親も、アル中で、酔って妻の兄と弟を虐待していたんだそうです。母はそんな夫だから逃げたと言い訳したそうですが、実は、その虐待は駆け落ちした後に知ったことでした。とんでもない両親でした。日本でもそんなことが隠れて起きていたのかもしれませんが、こんなドラマの様な生い立ちをした人間に出会ったのは初めてでしたが、米国では最後ではありませんでした。妻は若い頃の影響から完全には立ち直っていません。
雨 杜和さんのご友人も大変な経験をされたのですね。その方は、雨 杜和さんの助けは一生忘れれないでしょう。持つべきは、信頼できる友人ですね。妻は転校しまくったおかげで、そう言う友人がいませんでした。
初めて窺った話。
奥さんの家庭環境を訊いていたら逃げ出して当然。
家族の繋がりが強いのでしょうか。
よく弟、妹のために身を粉にして働くのを訊きます。
日本では大家族の昭和初期にそんな家があったような。
今の子どもたちは自分たちのためにお金を稼ぎ、親も納得している。
作者からの返信
オカン🐷様、
コメントありがとうございました。
余り家族のつながりは強くありません。妻は今でも、この頃のトラウマを完全には乗り越えてはいませんが、今では両親と電話で話すくらいは出来る様になりました。しかし、この家族は未だに平和に交わることができない家族で、あいつがこうしたとかこいつにやられたとかが電話に出て来るそうで、聞きたくない妻が電話を急に切る事もよくあります。息子は、あちらの家族とは縁を切っていて、私の日本の家族だけと付き合っています。妻の親戚の全員がおかしいのではなく、叔父達や従兄弟・従姉妹の中にはまともな人もいます。どちらかと言うと、トランプ支持者が多いのも、妻の不満ですが。
@fumiya57様。
奥様、子供の頃から大変な苦労をされていたんですね。
fumiya様との出会いで救われたかもしれませんね。
作者からの返信
この美のこ様、
コメントをありがとうございます。
妻の様な生い立ちを持つ者は米国でも珍しかったと思いますが、米国では、聞いたことがないと言う程のことではなかったと思います。今では、両親がドラッグにハマってしまって、面倒を見ない、又は、中毒死したと言うケースが増えたと聞きます。この違法ドラッグの半分くらいは、メキシコからやってくるそうで、これも、国境線の警備を厳しくすると主張したトランプ氏が大統領選に勝利した理由の一つと言われています。
正直、時々、私ではなく、もっと普通の男(白人男性)と暮らしていた方が幸せになったかも知れないと思う時もあります。