応援コメント

第83話 私の教授はハーバード大出身の超エリートだった。」への応援コメント

  • @fumiya57さま

    こんにちは。

    「これを聞いた私の妻は、私だけではなく、やはり科学者のほとんどは社会的常識に欠けると結論づけた」

    別のお話です、と念押しされていても、この言葉が印象的過ぎました。そうですね。ほとんどの科学者は自分の専門の近傍に頭脳を集中させているため、それ以外の知識は粗悪な借り物であることが多い(全てというわけではない)、とよく思わされます。

    @fumiya57さまの恩師の奥様について「かなり変人だった奥さん」が気になります。

    作者からの返信

    佐藤宇佳子様、

    コメントをありがとうございます。

    私の教授は、学部がコロンビアで院がハーバードでしたから、一般的な教養以上の知識は持っていました。アイビーリーグの大学では、例えば物理専攻と英語専攻の学部性教育の差はそれほどありません。ブラウン大学出身の友人は、英語専攻で卒業して高校の教師になるつもりだったが、教師の安月給に不安を持ち、四年生の時に物理専攻で卒業すると決めたそうです。単位の差は3〜4の物理の高学年レベルのコースを取っただけだったと言ってました。

    妻の偏見は、博士を持つ学者は個性の強い人間が多い為だったのだろうと思います。

    教授の奥様は、実は、母親は米国の名家の出身でしたが、アル中でした。奥様は、その母親とある大学教授との間に生まれた私生児でした。母親がちゃんと育てていないと親戚に知られ、彼女が6歳頃に家族会議で、母の兄(叔父)に引き取られたそうです。義理の姉妹や従兄弟達は皆、アイビーリーグやアイビーリーグ版女性大学と言われたセブンシスターズ大へ進んだのに、自分は短大止まりだったと言ってました。ある共通の知り合いから、興奮すると突撃してしまう事から、性格が闘牛の様だと言われた事もありました。しかし、私の息子にはとても良くしてくれました。私の妻も、息子と教授の奥さんが気の合う友人の様に話しているのを見て、驚いていました。しかし、良く考えて見ると、幼い頃から、息子を見守ってくれていたのでした。

    編集済
  •  良い恩師に巡り逢われましたねぇ。

     自分の子供まで見て貰えるなんて、凄いです。ちょっと逆らえませんよねぇ。私は学校が苦手でしたので、碌な思い出がありません。でも今になって思うと、お世話をかけた先生が何人もいらっしゃるようです。
     いや、何か本当にすいません。

    作者からの返信

    @Teturo様、

    コメントありがとうございました。

    この先生に出会ったお陰で、私の様な不束者でも、何とか科学者と言える様になれたと思っています。先生の標準は、物凄く高く、有名大学でも群を抜くできでした。今でも、先生の物理的には小さな、それでも科学者としては大きな背中を追っています。

    私は小中の先生達には物凄く迷惑をおかけしてしまいました。そっちの方は本当に申し訳がないです。

  • 「二度目はないが」というのが先生らしく笑ってしまいました!(^^)!

    作者からの返信

    サバトラひろさん、

    コメントありがとうございます。

    日本企業では、ミスは犯しても良いが、同じミスは二度と犯さないと言う方針があり、部署には分厚いファイルに過去に起こった問題やミスがまとめられており、新規配属された人員は、まずこのファイルを全て読んで熟知すると言う所があるそうです。

  • 素晴らしい恩師に学ばれたのですね。羨ましいです。

    「これを聞いた私の妻は、私だけではなく、やはり科学者のほとんどは社会的常識に欠ける」
    奥様、面白い方ですね。

    作者からの返信

    雨 杜和(あめ とわ)様、

    コメントありがとうございます。

    私の恩師は、ユダヤ系移民であったので、実は、いわゆるWASP(ワスプ)ではなかったのですが、古き良き時代のアイビーリーグの教授の様な人でした。科学にしか興味がなかったのかと思っていたら、ホメロスのイーリアスの最初の章を暗記していたのには驚いた事もありました。

    妻は普通の人間(庶民といえる)だったので、博士課程の科学者は、アクが強すぎたのでしょう。しかし、一番悪影響だったのは私です。

    追記:私が一番悪影響だったと書きましたが、後に移ったシリコンバレーの研究所の同僚もかなり効果的に彼女の確信を増す事になりました。😅

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