第81話 妻の日本語力、レベルは不均等

今日、昼食のサンドイッチを食べながら、妻が、Omotesandou って何かと聞いてきました。「dou」は柔道や空手道と同じ「道」で、昔住んでいた住宅地に繋がる道も〇〇「参道」と言われていた様に、pilgrimage roadなんだと説明し、次に「表」はFrontという意味で表参道は、寺社の前に繋がる道だろうと言っときました。最近見ていた日本に住むアフリカ系アメリカ人のビデオに表参道が出てきて、昔、行った事があったと、なんとなく思い出したが、実際に何処だったかは覚えていなかったとか。(実際に、表参道というと原宿や青山といった名称は出てきますが、実際に明治神宮の参道とは、私も確信がありませんでしが、かなり有名な神社の参道だろうとは思っていましたが。)


その後、「表」の反対は何か知っているかと聞くと、ちゃんと「裏」と答えたので、こっちが驚きました。最近、日本語を忘れて、時々、そんな事も覚えていないのかという様な事もよくあったので、完全に覚えていないだろうと思っていた私は意表を突かれました。驚いて、褒めてやると、昔、私の母の質問に、「そうかもしれない。」と答えたら、同じ様に驚いた母が、その意味を知っているのかと聞いてきた事があったと、思い出していました。私が覚えているのは、その母の質問に、妻は「そうかも知れない。」と答えて、母が妻の肩をぱしりと叩いて、笑ってました。母は、馬鹿力もあり私を叩くのに慣れていて、妻には、キツすぎた一撃だったので、後で、私に文句を言っていました。その時は、名誉の負傷で、勲章だと思っておけと言っておきました。


母が、私の息子(母にとっては可愛い孫)が少しやんちゃなのは、我が家の遺伝子だけではないと実感した瞬間でした。

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