応援コメント

第61話 大学・研究所は変人ばかり I」への応援コメント

  • >今現在、呼吸を一度すると、イエスキリストが2000年ほど前に吸った最後の息に含まれていた空気の分子(酸素分しか窒素分子)が何個含まれているかを計算させたりもしていた(実はこれをやっている人は割と多かったが)。


    非常に興味深い!

    作者からの返信

    結音 様、

    コメントをありがとうございました。

    読んでくださってありがとうございました。物事を簡素にしてモデル化し、数学を使って具体的な数字を出す。ついでに、この予想値の誤差も示す。科学の真髄です。後に、実験でこの近似の正当性を実証する。もっと正確なモデルを組み上げて行くとかを行います。そうやって食って行くのが科学者ですが、割と実用的な面も強調しないと、研究費は貰えません。その辺が、売れる小説を書かなくてはならない小説家の方達と一緒だと思います。

  • @fumiya57さま

    こんにちは。

    「今現在、呼吸を一度すると、イエスキリストが2000年ほど前に吸った最後の息に含まれていた空気の分子(酸素分しか窒素分子)が何個含まれているか」

    これって、2000年もあれば完全に大気中に一様に混じっていると仮定し、一回の呼気に含まれる酸素・窒素の量、大気の量、海洋とのガス交換を因子として考慮すべきなのでしょうか。それに加えて光合成、窒素系肥料の施肥、焼き畑などもそれなりに大きな影響があるのでしょうか。窒素固定や脱窒は無視できるほどの量なのでしょうか。全ておよその数値どころか規模ですら把握していないので、まったくもって計算できないのがお恥ずかしいです。

    作者からの返信

    佐藤宇佳子様、

    コメントありがとうございました。

    彼の計算は、ごく簡単に空気は2000年間変わっていないと仮定して先ずは計算し、イエスが地球上で吸った空気も、2度以上吸われた分子もあったとかも考慮せずに計算した後、計算の結果は莫大な数の分子となると結論を出します。


    その後、なんらかの理由で、99%以上のイエスの吸った空気分子が地球のどこで、とらっぷされても、今個人が吸っている空気の中に、2000年前にイエスが吸った分子は莫大の数ほど存在すると結論したのだったと思います。

    ここに似たような計算があります。
    https://anavastha.blogspot.com/2015/12/do-we-breathe-same-air-as-jesus.html#!


    ここの最後のセンテンスでは、「キリストが生涯に吸った分子の99.99999999%の分子が形を変えてしまい、現在の空気中に存在しないとしても、我々が呼吸を一度すると、ーキリストの吸ったことのある分子が4個は含まれていると言う計算になる。」と結論しています。

    “ For the sake of argument, imagine that not just a 10%, or 50%, but 99% of all the air that Jesus ever exhaled got trapped away in innaccessible regions of the planet. That still means that an average of 46,851,000,000 molecules of that gas per breath Even if we came under the unreasonable assumption that 99.99999999% of all the carbon dioxide, nitrogen, and oxygen that ever came into contact with this guy's lungs was somehow completely unavailable for breathing, there would still be 4 of his molecules in each of our breaths.”

  • そういう自分も変わった人間だと言われても仕方がないと思っている…爆笑!

    作者からの返信

    大学院にいる人間は変なのばかりです。

    コメントありがとうございました。

  • 元副大統領のアル・ゴア氏のプロデュースした映画は興味深かったです。

    しかし、地球の上に反射鏡をつけるとか、壮大すぎて、逆にもう興味深くとても面白いです。

    作者からの返信

    雨 杜和さん、

    物理学者は、複雑な環境を、比較的簡単にモデル化して、物理の原理を当てはめて、計算をしていきます。彼は、そういうシミュレーションをやっていたのだと思います。私は計算の内容は詳しく見ていないのですが、太陽光がもたらす力(圧力)で、地球がどれだけ動かせるかを計算していました。

    あの映画は、米国では、国が二つに分断されたことがよくわかる反法でした。