博士と私の夫とは同じようなところがあるなぁと思いました。
博士は子供の頃に野山を駆け回って遊んだことや体験が、現在のお仕事に繋がり立派な地位にまで辿り着けるものになりました。
夫も子供の頃から工場に出入りして機械に馴染み、高校も工業高校へ行き大学生になった頃には、ちょっとした職人になり家業を手伝えるようになりました。
早めに経営を任されるようになると、放電加工機やマシニングセンターなどの設備投資をしました。仲間内からは新しもの好きで如何なものか、と陰口されたりもしましたが、そのうちそう言ってた周りもどんどん採り入れるようになりました。
高価な機械を買うのが道楽のようだと言われても平気で、それを使いこなし仕事をするのが楽しくって仕方ない様子でした。
博士が超高額な装置を使って遊びのように楽しく仕事をされていると知り、夫が最新式の機械を入れて意欲に燃えていた頃を懐かしく思い出しました。
夢中になって頑張って殆ど作業服の姿に、カッコよさを感じている私でした。
博士の奥様もきっと、楽しそうに生き生きとお仕事される姿をご覧になられたら、もっともっと惚れ惚れされることでしょう。
作者からの返信
88chama様、
コメントをありがとうございます。
私もそう言う技術者の方達が大好きです。大学院時代には、工作室へ入り乱れていました。私も旋盤などの使い方を習いましたが、腕の良い人が多かったので、教授は、私達学生には、簡単な物を作る事しか許してくれず、もっと良く習っておけば良かったと、今でも思っています。
日本に帰ってからは、仲良くしてもらった工作室の技官もおられましたが、怒られてしばらく、私に出入り禁止をくらわせてくれた人もいました。どちらも良い思い出です。
今、AIやロボットの普及で、技官の数が減っていると聞いて残念です。木工だろうが、金属加工だろうが、技術は滅んで欲しくはありません。
ー大人(男)と子供(少年)の違いはなにか?答えは、おもちゃの価格である。
子供がいる家庭では逆転するのが、日本?
ゲームソフト高いですね。サンタさん予算嘆いてます。
ガッツリ任天堂世代の旦那は、発売日にSwitch手に入れてガッツポーズして、私に自慢してきましたが、ゲームに興味ないから存在しらず、
ーなにそれ?
って返したから、ものずごくガッツリされました。
はしゃいでたので、可哀想なことしました。上が最近X線にハマってます。
言ったら興奮してました!サンタさんに頼む。
予算オーバーとだけつたえました。大学進学考えるようになってきたみたいです。
作者からの返信
茶々アルトさん、
こちらで言う大人のおもちゃ(18禁の物は除く)は、500万円以上するオフロード仕様の4駆のトラックやジープにスポーツカーや大型バイク(ハーレーダビッドソン等)などの様な大型出資の必要な物が筆頭に出てきます。ゲームとなると、専用のスペックのPCに、大型スクリーンと専用家具で、又もや全額で軽く150万を超える額を出している、一応、大人もよくいます。
日本でも、私の義弟はその部類に入ると思います。結婚してから、母に苦情を言われながら、オフロード様のジムニーを自家用車にして、夫婦で、オフロードバイクを4台所有してました。そして、次の車として、その頃の平均的な通勤に使われる自家用車の3倍の値段の四駆を買ってしまいました。彼には、オフロードとキャンピングは、仕事が忙しくて、余り行けなくても、お金を注ぎ込んで準備しておかないと気が済まない趣味なのです。
古いブラウン管のテレビを使ってX線を発生させる装置は自作できますが、放射線問題があるので、お勧めできません。直流高圧電源は自作できますが、真空が必要な為、それ用のポンプと真空チャンバーと呼ばれる装置が一番お金がかかるでしょう。勿論、色々な測定計器も金がかかります。
ナノの世界って、本当に面白いですよね。
日本でも、どこだったかに、円形内を高速で走らせて衝突させる、とてつもなく高額の巨大施設がありましたね。昔、テレビの特集で見たことがあるのですが。
作者からの返信
雨 杜和さん
コメントありがとうございます。
そのでかい施設は、スプリング8と呼ばれるシンクロトロンですね。シンクロトロンは、電子を光速に近い速度で、大円形の軌道で回す施設ですね。和歌山であった毒入りのカレー事件で試料の分析に使われて有名になりました。高速の電子が回っていると、X線が発生し、このX線を用いると、ごく少量の元素が特定できます。
そこは話の持っていきようです。高額な機器でないとできないような高度で重要かつ繊細な実験に神経をすり減らしつつ取り組んでいるんだ!と言えば奥さまも納得ですよ。
作者からの返信
土岐三郎頼芸さん、
コメントとアドバイス、ありがとうございます。
以前、仕事と趣味が同じとか、一般人いは不公平だと言われたこともありますから、そこまで納得してくれないかもしれません(笑)。
@fumiya57さま
こんにちは。
SEMの原理、そのように説明してもらえるとわかりやすいですね。小中学生向けの説明にとても良いと感じました。ただ、野山を駆け巡ったことのない子供だと、ぴんとこなかったりするかもしれませんね。今の子供って、どうなのでしょう。
作者からの返信
藤宇佳子様、
コメントをありがとうございました。
日米で、野山を走り回ったことのない子供増えていますね。私は、子供たちに、自分が生まれたところは、大学にある街から北に2時間くらいのところだろ言います。そこは、いわゆるmiddle of nowhere(大田舎)というのです。私が幼い頃にはニンテンドーもなかったというと、驚く子供もいます。
今日も、院生に、ラマンと赤外吸収の差を議論させてきました。化学のポスドクなのに、両者の特性も知らずにただ使っている奴がいました。