応援コメント

第46話 基礎研究はお遊び?」への応援コメント

  • @fumiya57さま

    こんにちは。

    「基礎研究」というタイトルをみて、ちょっと構えていたのですが、@fumiya57さまの、「やってみないとわからない」ことをやってみるのが基礎研究だというお考えに、ほっとすると同時に、なるほどなあと思わされました。

    何に構えちゃったかというと、基礎研究をやっている方々は(日本人研究者は説明下手で、またそれを悪いと思わないところがある)「基礎研究は役に立ちません。役に立つからやっている訳ではないのです」と一般人に対して堂々と主張してしまうのですね。この姿勢は、問題だと思います。

    自分のお金で研究をやるなら、絶対に役に立たないことを嬉々として研究するのは勝手です。ですが、巨額の税金を使って研究させてもらいながら、「役に立たないけれど(自分にとって面白いから)やる」という主張は、あまりに無責任ではないかと。

    実際のところ、@fumiya57さまのおっしゃるように、99パーセント以上役に立たない結果しか出ないかもしれません。でも、その研究の根底にある目的は、何か役立つものが見つけられないかを総当たりで確認しているのだ、ということじゃないかと思うのです。

    ええと、蛇足ながら、実際に基礎研究に携わる方々がそんなことを念頭に日々研究しているわけではなく、基礎研究をすること自体がおもしろくてやっている、というのは理解しています (^^;) 研究者なんて、多かれ少なかれ、目先の実験が面白いからやってるんですよね。ただ、社会に対して存在意義を示すときにそれでは、駄目だと思います。

    @fumiya57さまのご説明、とても興味深かったです。ありがとうございます。

  •  凄い世界ですねぇ。

     でも当たれば大きいかも。

    作者からの返信

    @Teturoさん、

    コメントありがとうございます。

    そうです。大きく当たった一例が窒化ガリウムのLEDを開発して、ノーベル物理学賞を受賞した日本人三人の方達です。特に、元日亜化学工業の中村修二氏が有名だと思います。もう2人の赤﨑勇氏と天野浩氏は、名古屋大学の師弟コンビですが、赤崎先生は、長年この研究をされていて、周りからは、可能性の低いことをやっていると思われ続けていたのだそうです。受賞も85歳くらいだったはずです。

    編集済
  • なんだか、もう、ほうっという気持ちです。
    基礎研究費を国の予算から出すのは、無駄かもしれないけれど、必要ですよね。最近の国立大学の予算を考えると、悲しくなることがあります。

    作者からの返信

    雨 杜和さん、

    コメントありがとうございます。

    技術立国とか言いながら、科学や教育に関する予算は横ばい程度だった、暗殺された元首相の政権にものすごい怒りを感じていました。

    その上、私が赴任して驚いた自由に研究できる時間の少なさが、どんどん進んでしまい、大学の先生たちは、研究者には雑用と呼ばれるような仕事ばかりが増えています。大学から出る研究成果が減るのも理解できます。


  • 編集済

    ー基礎研究は、やっていることの9割以上が使い物にならないと言えると思う。いや99%と言っても過言ではないと思う。実際の商品になる可能性が1%ほどしかない基礎研究をなぜ行うのだろうかと、一般の方たちは不思議に思うかもしれない。


    単純に楽しいから?というか、基礎ってそうじゃないと基礎じゃなくないですか?

    なぜ不思議なのか、よくわからないです。

    作者からの返信

    茶々アルトさん、

    世の中、楽しいだけでは貴重な研究費はもらえないのです。もっともらしい言い訳いるのです。

    その1%がPCRあったり、トランジスターであったりするのですが。