たぶんいつか家族と呼んでる
蒼キるり
たぶんいつか家族と呼んでる
ゆっくりと家族になっていこうとりあえずただいまから始めよう
きみに血はあげられる血が繋がってないからできるラッキーだよね
うっかりと沸騰させた味噌汁の豆腐の熱さ覚えておこう
人生は道草するもの目標決めるだけがいいわけじゃない
肩なんて力入れても入れなくてもどっちでもいい楽勝だよ
別に無理なんてしてない人の言うこと全部刻んで炒めちゃう
ねえあなた何も迷ったことないふりしてるけどわかってるのよ
陣地決めは大切です心の拠り所にいつしかなるからね
泣きたいの泣けばいいのよわんわんと私もちょっくら泣いてみよう
共通点もいいけどね違う場所探すのもまた面白いから
わからない未来なんて誰にも未知だから今だけ刹那の手繋ぎ
そんなこと気にしていたのかわいいね私はミリも不幸じゃないよ
内緒話しようかなあのね自信なんてなかったんよほんとは
えいやっと飛び込む勇気いるのはそれだけよせーのでいってみよう
価値観が未来永劫変わらないそんなことあるわけないじゃない
へこむなら名前変えてこレアならテンションわたしは上がるからさ
やめるのは一瞬だからなら今じゃなくていいもう一軒いこう
いつのまにリズムに合わせられるようなったんでしょう愛しこの子は
らーららといつのまにかハモっていてああと勝手にあふれた涙
どっちでもいいよ家族でも違っても大切なのに変わりはないよ
たぶんいつか家族と呼んでる 蒼キるり @ruri-aoki
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
カクヨムを、もっと楽しもう
カクヨムにユーザー登録すると、この小説を他の読者へ★やレビューでおすすめできます。気になる小説や作者の更新チェックに便利なフォロー機能もお試しください。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
この小説のタグ
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます