言語化、読書感想文

@rui442255

第1話

とあるネットニュースや言語化について、私なりの見解を書こうと思う。

AIによる読書感想文作成は不正というニュースについて

まず、皆さんは小さい頃読書感想文は好きだっただろうか?

おそらく、大半の人は好きではなかったと答えるかもしれない。

もちろん私もその一人だ。

その理由を突き止めるのは簡単だ。貴重な夏休みの時間を削ってまで本を読み、文章を書くのがめんどくさかったからだろう。

先程のネットニュースの話題に戻るが、リプライでは(現代では合理的でない)や(日本の教育制度はゴミ)とかいうことが書かれていた。たしかに現代ではAIが発達し教育制度を変えなければならない面もある。だが、今回の件においては全くの見当違いと私は思う。というのも、なぜ読書感想文を書くのかという目的を考えてみる。明らかに理解できるのは、文章を書くに当たってのルール、正しい言葉の使い方、本を読む、感じたことを思うがままに言語化できるようになるということだろう。この意図を読み取れば読書感想文がいかに大切で、代えが効かない課題ということがわかるだろう。歳をとった今このことを実感し、もっと真剣に取り組めば良かったと後悔している。

少し話を変えて言語化について

昔から今日まで新しい言葉が誕生している。これはどこの国でも同じで、言語は変化する。今日の日本では短いにもかかわらず、その一言でなんとなく人に言いたいことが伝わる、そんな言葉が多い気がする。例えば、「エモい」この言葉は象徴的だ。若い世代の人であれば、多くの人が使ったことがある言葉だろう。このような言葉はある場面では凄く役に立ち、とても優れていると思う。例を挙げるならば、映画を見た時まだ観ていない人にネタバレをせずに感想を伝えられる点だ。しかしながら、現在では便利すぎるが故に使われすぎている面もある。非常にもったいない。

なぜなら、言葉というものは人間が与えられた特権であり、人間以上に状況や情景を事細かに説明できる言葉はなく、これのお陰でお文明や文化が発展していったと言っても過言ではない。(もちろん他にも要因はあるが。)それにもかかわらず、現代人は言語化するという楽しさを忘れつつ、疎かにしているように感じる。私は言語化が上手くない。それ故に言語化するのが上手い人が好きだ。いつも自分の感情にハッとさせられる。私がこのような文を書くのも、言語化をうまくしたいからだ。言語化がうまくなるには、言葉を調べ、積極的に使っていくしかないと思う。

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