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第116話 塞ぐ耳〈4〉」への応援コメント


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    > 命の恩人だからね。

    きっつ・・・。
    玖島さんの人格が形成された理由がよくわかる話ですね。

    彼は未熟な社会に適応しただけ。「大人」の醜さを見せられて、こうはなるまいと抵抗しただけでしょう。むしろ、よくこの程度で収まったというか、倫理観を失わずに済んだというか。

    唯一の親友が自分の目の前でああなったのだって、「大人」であれば、困難を悟った時点で見捨てる人も少なくないんですよ。その方が合理的ですもん。その真逆を行くあたりに彼の反抗心が垣間見えますね。ブレないわけです。

    作者からの返信

    今まで語られなかった玖島の背景。複雑な彼の事情を追っていただきありがとうございます。
    引用いただいた言葉、玖島にはきついものですね…。
    理不尽な環境な中でも倫理観を失わずにいれたのは、透がいてこそかな…と思います。

    玖島が透を捨て置けないのは母親との過去も起因していたりします。同じ過ちをしてしまったが故に彼を助けないことには終われないのですよね。

  • 玖島くん、それは八つ当たり。君もまだ子供だ。

    作者からの返信

    和真に対する態度はそうですね…。彼も一緒に過去を見たことで冷静さと余裕がない状態でした。

    玖島は過去を引きずっているので、なかなか「大人」にはなれていないのでしょうね。
    二十歳そこそこでは大人になれない人ばかりだとも思います。

    編集済