まず着眼点が面白い。転移ものにありがちな自分が稀人になるのではなく、あちらの世界からの客人を迎えるパターン。どうにかして元の世界に戻してやりたいと知恵を巡らせる主人公の優しさが胸に染みます。文体がリズミカルで読みやすいのも◎。先々がとても楽しみです。
豊かな恵みと自然の猛威、出会い戸惑い探り合い。ゆっくり進む夏の日々と二人の心。ゴクリと唾を飲み込むような、胃袋直撃のメシ描写。とっても更新が楽しみな作品です。
突然現れた迷子の女の子。どうやらこの世界の人じゃなく、エルフらしいんですが……。まだまだ女の子にも、主人公にも謎が多く、これからゆっくりと解き明かされていくものと思われます。続きが楽しみな作品の一つです。