統計(数字)に基づく創作とその市場分析

単に自作の書籍化を狙うだけでなく、執筆で身を立てたいと思っている書き手は、読むべき評論だと思う。

統計データ、つまり数字に基づいた分析には説得力がある。
ただ、かなり歴史的な流れを追っているため、若い人にはよく分からない部分もありそう。
初ラノベが氷室冴子や久美沙織だった私からしたら、その歴史も承知しているため非常に納得できるものだった。
(もちろん、全てに賛同できる訳ではないが)

出版社から「飯の種」として消費される書き手にならず、ビジネスパートナーとして長く付き合いたいと思われる書き手になりたいと考えている人は、絶対に読むべき評論。

執筆者のらんた氏の経歴が気になる。
絶対に、業界人だよね。