第35話 Losers’ Heaven 📚1

今日、学園から戻って、ひとりで料理したよ。


冷んやり美味しいカラフル夏野菜の揚げ浸し


茄子 2本 おくら 4〜5本 パプリカ(赤と黄) 1個づつ ベビーコーン

5〜6個 蓮根 小さめ1個 茗荷 3個 アスパラ 3〜4本 ■ (つけだれ汁)

水 200cc 醤油 大2 めんつゆ 大2 みりん 大2 白だし


茹でた夏野菜に、つけだれをつけて食べるのがポイント。家族は喜んで食べたよ。


それから僕は2階の部屋に戻って、魔道扇風機をブォー。


クソゲーの名作。せがれいじりをプレイ。


あのゲーム、なぜか恋愛ゲームなのに選択肢を間違えると、ゴーストが街にあふれて止まらなくなってくる。


ヒロインのセリフが秀逸。


「あなたが私に服を買ってくれたのがうれしいけれど、今は、ゴーストが街にあふれている状態なんです。服よりも剣を! 剣を! 剣を! お願いします!」


うーん。ふふふ。街をゴースト溢れる、怖い街にしたくなっちゃったよ。


ちょっと、今荒み気味。チビドラゴンの子育てがうまく行かなくて、僕鬱屈してるんだ。


あっ、チビドラゴンが不機嫌。


「みぎゃー(怒り小声)」


これは、街をゴーストを溢れさせて破壊しなければ。


「ふふ。なら、やってみるがいい。街をゴーストでいっぱいにしろ。危険なものがあるがきっと面白いぞ」


ルルイも言ってる。よーし。


やってみよー。


珠玉のゴースト本で、街をゴーストで破壊するんだ。


僕は本を紹介、動画配信したよ。


👹「ごぶごぶ」


Losers’ Heaven


「圧倒的な筆致で描かれるダークファンタジードラマ。不気味な街がテーマでそこに展開されるドラマはなにが起こるかはわからない。よくあるダークファンタジーだと魔王やダンジョンを取り扱いがちだが、・・・そこに不気味な街がある。おそらく作者の圧倒的な筆致ならば、そこに生々しくも迫力のあるドラマが展開されると予想される。文章の筆致が純文学と含まれるだけに、純文学とゾンビという興味深い作者の創造の翼に期待がもてそうだ。是非、歯ごたえのある文章を読みたい方にお薦め」

https://kakuyomu.jp/works/16817330658883184422


ん。バズらない。惜しい! ゴブリンが視聴して★3評価をつけた。


のじゃツンなエルネが本にデレてコメントをくれた。


「純文学ゾンビで好きじゃーーーーーー!」


さて、本の力で街はどうなっちゃうんだろ?


アッハハ。やっぱりこうなった。


ゴーストが街にあふれだしたよ。


💀🏙💀💀💀🏙


ほほほーーーい。どんなもんだーーーい。


僕がチビドラゴンをあやしながら高笑いしていると、エルネがそれを見つけて慌てた。


「あわわわ。や、やめるのじゃ。ポップーーーー!!! 世界が壊れてしまうのじゃーーー(泣)冷静になるんじゃポップーーー!! チビドラゴンの教育にもよくないんじゃーーー♪ 愛を取り戻せ――――――♪ うわーーーん(泣)こうなったら、わしが戦うのじゃ!!! アンデットターン・セイクリッドっーーーーーー!!!」


じょおおおおおん(街からゴーストが浄化する音)


Oh!


すごいね。エルナ~♪


全部ゴースト浄化しちゃったよ。


チビドラゴンもすごく喜んでるーー。


「みぎゃー(喜び小声)」


アッハハ。退屈しないのが、やっぱりチビドラゴンを育てるのにいいよね?


さあ、テキトーに行こーーー。


エルナが言ってる。


「のじゃーーーー♪ ポップーーー(泣)あわわわ。ひどいことは止めるのじゃーーーー♪ 不良になるのはやめるのじゃーーーー♪」


あはははは。


僕とエルネの恋はまだまだバズらない。


僕は次の本を選んだ。


==========👅本の道選択============

📚1


📚2


📚3 おからの本

https://kakuyomu.jp/works/16817330659059378375/episodes/16817330659059629667

📚4

🌟 時間を戻すhttps://kakuyomu.jp/works/16817330659059378375/episodes/16817330659059896419

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