「我が声に応えよ」「嫌だよ冒険は」

緋水晶

第1話

「我が声に

応えよ」「嫌だよ

冒険は」


区切りとしてはこのような形で五七五です。

普通の会話文のように


「我が声に応えよ」

「嫌だよ冒険は」


と破調にしてもいいかと思ったのですが、なんとなく五七五形式にしたいと思いました。


物語の始まりによく「我が声に応えよ」という謎の声が主人公に語り掛けてきます。

それは魔剣だったり伝説のなんとかだったりしますが、それを手にした者は往々にして冒険に出なくてはなりません。

しかし皆がみんな冒険に出たい訳ではなく、私などはむしろごめんこうむりたいと考えています。

そのためもし私がそんな声を聞いたら「嫌だよ冒険は」と答えるなぁと思い、この句を作りました。


無季であり口語調であるため、胸を張って「俳句です」とは言い難いですが、初挑戦のため寛大なお心でお目こぼしいただければ幸いです。

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「我が声に応えよ」「嫌だよ冒険は」 緋水晶 @hisuisyo

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