第6話 第6章
誠は、洞窟の中で見かけた女を飛び越えたつもりで、そのまま断崖絶壁から落ちてしまった。その先にあったのは、兄の彼女とラブホテルの中だったというところまでは意識があるのだが、そこから先が曖昧だった。
気が付けば、自分の家の蒲団で寝ていたのだが、目が覚めた瞬間、
――本当にここは、自分の部屋なのだろうか?
という不安に駆られた。
何を信じていいのか分からないとう思いと、自分がどこにいるのかが分からない感覚で、同じ感覚を、吊り橋の上でも感じたことを思い出していた。
目が覚めてから感じることは、すべて、断崖絶壁や洞窟内で起こったことのどこかに結び付けてしまおうという考えがあった。
何か納得がいかないことがあったら、基本的には信じない誠であったが、ここまでいろいろ夢や妄想で見てしまうと、信じないわけにはいかない。
では、一体どのように納得させるというのだろう? やはり、すべてを夢や妄想であったと信じ込ませるしかない。そのためには、どこに夢の中にまで侵入してくるほどのインパクトがあり、それが自分に関わってくるかを自分なりに証明しないといけないだろう。超常現象を信じていないわけではないが、すべてが他人事であり、まさか自分に降りかかってくるなど、考えたこともなかった。安心しきっていたと言ってもいいだろう。
本を読んだり、テレビで見たことが夢の中に出てくることもあったが、今回は違っていた。それでは、何か自分でも意識していないところで、怖いイメージが残っていたということになるというのだろうか。もし、そうであるならば、忘れてしまったというわけではなく、
――恐ろしいことは思い出せるような場所にとどめておきたくない――
という意識が働いて、記憶の奥に封印されてしまっていたのかも知れない。
思い出したくない記憶を格納する場所があり、そこには他にもいくつもの思い出したくない記憶が入っている。
ただ、その記憶容量には限界があり、一旦満載になると、どれか一つが弾き出されることになり、それが一番古い記憶だとすれば……。
核心をついた考えではあるが、その時の誠には、それを理解できるだけの落ち着いた精神状態ではなかった。
ただ、このことを理解できるようになるには、落ち着いた精神状態だけではダメである。「落ち着いた」精神状態と、「冷静な」精神状態では少し趣きが違っているようだ。
落ち着いた状態では、判断するだけの力がまだハッキリと備わっていないが、冷静になることで、判断する力が漲ってくる。その違いは、
――心の中に冷めたものを持てるかどうか――
に掛かっている。落ち着いた状態だけでは、まだ頭の中に熱さが残っているので、判断する時に、自分には判断できると思ってみても、どこか自分に都合よく考えてしまうことで、判断を誤ることがある。誰もが、自分が可愛いからだ。
自分をいかに客観的に見ることができるかといえば、そこには、
――冷めた気持ちが存在しなければ、判断することは務まらない――
自分でもそう思うことが大切だ。
判断力に長けている人は、普段は意識していないが、冷めた気持ちの存在を分かっているはずである。判断する時には、ちゃんと冷めた気持ちの存在を意識していることで、間違いがないと自分に言い聞かせることができるのだ。
裏を返せば、自分に対して、
――間違いない――
と、問いただすことができなければ、それは正しい判断ではないと言える。判断が間違っていなかったとしても、それは偶然に過ぎないだけではないだろうか。
どれか一つが弾き出されるのだが、それがどれになるかは、その時々で違うのか、それとも一番最初のものが、まるでところてんのように弾き出されてしまうのか、そこまでは分からない。あくまでも想像でしかないので、根拠はないが、少なくとも自分を納得させることはできそうだ。
ただ、弾き出された記憶を、不意に思い出したように感じるのだから、デジャブという現象もこのように考えれば納得がいくのかも知れない。
前に経験したと思っていないことなのに、何かの拍子に、
――以前に行ったことがある。見た景色だ――
という思いを抱くのがデジャブである。
デジャブについての解釈を、
「何かの辻褄を合わせるために、精神が錯覚に対して正常に戻そうとする作用のことである」
という話を聞いたことがあった。
何かの辻褄とは、今、研究中であるという話だったが、ハッキリとしない。そんな状況も、
――自分を納得させるため――
と思っている自分と同じ感覚なのかも知れない。実際に見たことを思い出したくないという発想に至らず、誰もそのことに疑問を感じないのは、何かの力が働いていて、
――タブーを決して表に出さないことが暗黙の了解になっている――
という考えも成り立つのではあるまいか。
もし、弾き出された記憶が一番古いものであれば、よほどのことがないと、一度経験したことだという発想に行きつかない。
――記憶の中になかったはずのものとして思い出した――
という発想になってしまうのだろう。
デジャブが、自分を納得させるための発想に結びついているなど、考えたこともなかった誠がそのことに気付いたのは、飛び降りたはずの場所から、ラブホテルのベッドの中にいたことからだった。
誠は、兄の彼女と何もなかったわけではないが、場所はラブホテルではなかった。彼女の誘惑に負ける形で一度だけ、過ちを犯してしまったが、その場所は、彼女の部屋だったのだ。
誠はラブホテルに行ったことはなかったはずだ。それなのに、リアルにイメージできてしまったことを、すぐに、
――これってデジャブ?
と、すぐに気が付いた。
ただ、あまりにもリアルなので、却って夢だということを最初から分かっていたように思う。
ただし、違う考え方もできる。
ラブホテルのイメージが鮮明だったのは、夢を見た時の記憶ではなく、後になって思い出した時に、ラブホテルのイメージがキチンと出来上がったという発想である。思い出した時には、ラブホテルを利用したことがあったのだろう。ただ、その夢を思い出した時と、ラブホテルに最初に入った時の発想が、若干頭の中で交錯しているように思えていたのだった。
ラブホテルを最初に利用した時の記憶は曖昧だった。ただ、その時、相手と何もなかったような気がする。誠ができなかったのだ。最初は意欲満々だったはずなのに、実際に中に入ってしまうと、雰囲気に威圧されたかのように、できなくなっていた。相手の女の子にはシラケられてしまうし、いいところがないまま、その日は、消化不良で終わってしまった。
そのあまりありがたくない思い出が、兄の彼女との欲望に満ちた時間と、交錯したのかも知れない。どちらも思い出したくない思い出として、封印されていた場所から、本当は一つしか飛び出してはいけないところから、二つ一緒に飛び出したとすれば、記憶が交錯したとしても不思議ではない。
――デジャブというのも、同じようなものなのかも知れない――
記憶の交錯が何かの辻褄であるとしたら、それを納得させるためにデジャブという言葉が存在し、ただ、その正体は知られることなく、人の記憶に対して作用する。
――そういう意味では、デジャブの正体を知るということは、タブーなのではないだろうか――
と、感じるのであった。
いろいろな発想を思い浮かべていると、自分を納得させることというのは、まわりに関係なく、自分だけが納得すればいいという発想である。ただ、実際の誠は、人に対して気を遣ってしまうくせに、人に気を遣うということを嫌っている矛盾した考えを持っていた。そのために、あまり人と関わりたくないという思いが募ってくるのも必至で、兄に対してのコンプレックスがまた、復活してくるのだった。
そこに二重人格的な性格と、裏表の自分を思い起してみてしまう自分がいる。たまに自分の中にもう一人いるような気がしていたが、本当にもう一人の自分なのだろうかと思ってしまう。まったく違った人ではないかということを考えたりもする。納得できさえすれば、誠の中では、それもありなのではないだろうか?
――洞窟で見つけた女性、あれは誰だったのだろうか?
妄想の中でのことであれば、知っている人に思えてならない。想像もできないなどという言葉があるが、あれは物の喩えで、本当は想像できないことなどありえないと思っていた。
誠は洞窟で見かけた女性をいろいろとイメージしてみた。
あれが夢だったのか、妄想だったのかは別にして、どちらにしても自分が知っている相手でなければいけないはずだ。
すぐに思い浮かぶのは兄の彼女である。
兄の彼女と関係を持ったのは一度きりだったが、あの時の心境がどういうものだったのか、今からではハッキリと思い出すこともできないが、お互いに精神的に不安定な時期だったのかも知れない。
思い出せないということは、自分から口説いたわけでも、彼女の方から誘惑したわけでもないということだ。お互いに寂しさを抱えていて、それを埋める相手として目の前にいた相手を選んだということで、共有できた時間だったのではないだろうか。
――傷の舐め合い――
というのとは少し違うかも知れない。だが、表面上はそう思われても仕方がない。精神面よりも肉体を貪り合った時間の方が記憶には鮮明に残っている。寂しさというのが、それだけ漠然としたものだったのだろう。
誠は彼女を抱きながら、
――いとおしい――
と感じた。
兄の彼女であるという背徳感も手伝っていたのかも知れないが、
――どうなってもいい――
とまで思ったくらいだった。
ただ、終わった後に襲ってきた後悔は、それまで失っていた理性が引き起こさせたものだった。
「後悔するくらいなら、しなければよかったのよ」
こんな時に女は強いものだ。誠が後悔の念に苛まれているのに気付いたのか、追い打ちを掛けるようにそう言った。
――何て冷たい女なんだ――
と感じた。
元々、女というものは、いざとなると開き直るもので、開き直った時の女は、これ以上恐ろしいものはないと思わせるくらいであった。
誠は、それからしばらく女性が怖くなった。彼女を作ろうとしないのはそのせいでもある。
精神的にデリケートなところがあるのは、いざとなるとできなかったことがそれを証明している。
ただ、兄の彼女に対しては、
――女というのは、ここまで変わることができるんだ――
という印象を与えられた。それが彼女だけに言えることなのか、女性全体に対してのものなのかは、すぐには理解できなかったが、あまりにも彼女の変化の激しさに、却って女性全員に言えることだと感じたのだ。
それから兄の彼女とは何度か会っているが、必ずその隣には兄がいた。何事もなかったような表情にはあどけなさまで感じる。
――この表情に寂しさを感じたんだ――
と、抱く前の印象を思い出したが、すぐに、開き直った表情が頭を擡げ、
――この表情と、開き直った表情のどちらが本当の顔なんだ?
と思った。
そのどちらもウソではないのだろうが、それだけに、女が怖いという印象をさらに深めたのだ。
兄に対しては、
――悪いことをした――
という思いと、
――こんな女と一緒にいれば、不幸になるだろうな――
という感覚が渦巻いていたが、それを忠告する気にはならなかった。
「どうしてそんなことを言うんだ?」
とムキになるに違いない。
それは当然のことである。自分の信念で選んだ相手の苦言を呈されて怒らない人はいないだろう。しかも、その理由を聞かれて答えられるものではないことは一目瞭然でもある。
誠は、彼女の顔をなるべく見ないようにした。心の目にも蓋をしたと言ってもいいだろう。
そう思うと、一緒にいるのが辛くなってくる。そんな誠を彼女はどんな目で見ていたのだろう?
――情けない人――
という目で見ていたのだろうか?
いや、それよりも、すでに眼中にないのかも知れない。あの時、
「後悔するくらいなら、しなければよかったのよ」
と言われたあの瞬間から、彼女の目に、誠は映っていないのではないかと思うようになっていた。
今の誠なら、確かに彼女のいうことが分かる気がする。
――その通りなんだ――
だが、あの時に言う言葉だったのだろうか? 自分が開き直ったとしても、相手に対して言っていいことと悪いことがあるとすれば、決していいことだとは思わない。言ってしまえば、それ以降の関係はありえなくなるからだ。
彼女はそれでいいと思ったのだろう。いや、最初からそのつもりだったのかも知れない。
――ただ、その日だけの火遊び――
そう思いたくないのは、思い出したくないとは言え、目を瞑ると浮かんでくる、最初に浮かべた彼女の寂しそうであどけない表情だ。それでもその次の瞬間思い浮かぶ冷めた表情に、興ざめしてしまうのは、致し方ないことだ。
――もし、それが彼女の計算だったとすれば?
あどけない表情を残してしまうと、今後も二人の関係は終わらないかも知れない。誠に未練を残してしまうからだ。未練が残らないようにするために、敢えて彼女は冷たくすることで、それ以上の関係を断ち切ろうとしたのだとすれば、納得もいく。
彼女のことを思い出すと、
――なるほど、確かに彼女はそんな性格なのかも知れない――
と感じた。
兄は、今も彼女との付き合いを続けている。付き合い始めて一年以上は経っているので、結構長く続いているのではないだろうか。
そのうちに結婚話も出てくるのではないかと思っているが、そんな雰囲気は今はないようだ。二人のことというよりも、どうしても彼女の方が気になってしまう。それは残していないと思っている未練が残っている証拠ではないだろうか。
誠は、最近不安と寂しさが交互に訪れる。
一緒に訪れることがないのは不思議な感じだった。不安と寂しさは背中合わせのような関係なのかも知れないと感じたが、
――寂しいから不安に感じることはあっても、不安を感じるから寂しさが募ってくることはないような気がする――
と思っていた。
不安は、寂しさが募っていく中で、起こってくるものなのだろう。不安というものは、寂しさと違って、漠然とした感覚だということを今さらながらに思うようになっていたのだ。
自分にとっての寂しさは今は彼女がいないことなのかも知れない。兄の彼女の表情を見て、
――彼女なんていらない――
という思いを抱いたが、それは本心からではない。どうしても一人でいると寂しいものだ。それを解消してくれるのは、やはり女性しかいないと思っている。
誠は女性に対して特別の印象を持っていた。異性に興味を持ち始めたのが遅かったということもあるが、最初に異性に興味を持った理由が、
――まわりの彼女がいる人が羨ましい――
という思いから、
――僕も彼女を作って、まわりから羨ましがられたい――
そんな視線を浴びてみたいという思いが最初だった。異性を求めるということが欲望や感情から来たものではなく、まわりからの視線を感じたいというものだったことは、他の人は誰も知らないだろう。
だが、誠のような考えの人も中にはいるだろう。もちろん、誰にも知られたくないと思っているから、そんな素振りを感じさせることはないが、自分が同じ思いであると、まわりにも同じような感情を持っていそうな人がいることに気付いているような気がしてきたのだ。
誠は、またしても洞窟の前で見かけた女性を思い出していた。
顔を見ることができなかったその人を、女性だと分かったのは自分でも不思議だが、顔を見ることができなかったのは、相手の顔を想像することができなかったからだという結論で終わってしまうのは、早急な気がした。
――やっぱり知っている人の顔を想像したのかも知れない――
想像はしたが、それを表現できないため、顔を隠してしまったという考えもあった。表現できないのは、自分の記憶には存在するが、それを思い出したくないという思いが働いていると思うと、相手は兄の彼女だという思いが強くなった。
ただ、誠の中には、コンプレックスが存在する。そのコンプレックスは兄に対してのものだった。その思いが、見えなかったことに影響しているのではないかと思うのだった。
洞窟の中で見た女性は、二つの顔を持っていたのかも知れない。
一つは、兄の彼女の顔、そしてもう一つは誠の中にあるコンプレックスを一番感じさせる顔、
――ひょっとすると、開き直った時の彼女の顔だったのかも知れない――
とも思った。
そう考えれば納得できる部分も大きいのだが、それだけではまだ不十分な気がした。今までに誠の知らない顔がそこにはあり、未来を予見しているのではないかという考えもあった。
誠は予知能力が自分にあるかも知れないと感じたことがあった。
何度か、「予知夢」のようなものを見たことがあったからだ。
それがいつのことだったのか、ハッキリと覚えているわけではない。予知夢というものを見たというのは、デジャブという言葉を聞く前だったように思う。そうなると、小学生の頃のことくらいのように思える。
デジャブという言葉を意識してから、予知夢を見なくなった。それは、見なくなったわけではなく、見ていたのかも知れないが、デジャブという言葉で片づけてしまって、夢ではなく、現実で感じたことと交錯しているのかも知れない。
逆も真なりで、子供の頃に見たと思われる予知夢も、本当はデジャブのことであり、夢で感じたことではなかったのかも知れない。
もちろん、小学生の頃に予知夢などという言葉を知っていたわけではないので、本当に夢の中だったのだとも言えるだろう。そうであれば、デジャブも、、現実に感じたことではなく、夢だったのかも知れない。それならば納得できなかったところも納得がいく。
洞窟の中で見た顔も、予知夢の一種だとすると、その後に洞窟の中で見た女性の見えなかった顔を、後になって見たという思いが記憶の中に存在しているのではないだろうか。それは記憶の中だけに収めておくことで、表に出すべきことではないことだと自分の中で納得していることなのだろう。
誠にとって、最近思い出したくないことは結構あるかも知れない。
そのほとんどが仕事のことであるが、仕事のことで、ここまで深い思いを感じることはないだろう。きっと自分の中で忘れてしまいたいことが存在している。だが、そんなに簡単に忘れてしまうものなのだろうか? 不思議で仕方がなかった。
――自分の中で意識はしていないけど、これって記憶喪失なのかも知れない――
とも思った。
ある部分だけ記憶が欠落している。その部分を意識することなく記憶は形成されていて、頭の中で辻褄は合っているのだが、欠落している部分があるために、繋がらないところが存在する。そこにデジャブであったり、想像、妄想が関わってきて、不安や寂しさが訳も分からずに襲ってくる。
記憶が欠落しているという感覚を覚えた時、誠はなぜか断崖絶壁に行く途中にあった吊り橋のことを思い出した。
前に進むのも、後ろに戻ることもできない。足元は谷底で、落ちれば一溜りもない。そんな状況に取り残されたことで、
――どうして渡ってしまったんだろう?
という後悔の念に駆られたはずなのに、その時は恐怖で、打ち消されたのであろう。そんな感覚を覚えた記憶はなかった。
今までは洞窟の女性が気になっていたが、今度は吊り橋が気になってきた。あの時の記憶は、少なくとも今の誠の中で、疑念を考えていくうちに繋がってくることだった。
――結局、不安や恐怖に関わることは、あの時のことに凝縮されたかのように繋がって行くんだ――
と思うようになっていた。
――思い出したくないこと――
として意識しているから、あの時のことに凝縮されるのかも知れないと感じるようになった。
思い出したくないことというのは誰にでもあるものなのだろうが、それを敢えて意識するというのは、他の人にはないことなのかも知れない。誰に相談することもできずに一人で考えるしかないことだ。特に思い出したくないことを思い出そうとすること自体、他人に言わせれば、
「愚の骨頂だ」
というかも知れない。それはまるで、
――ヘビが自分の尻尾から、自分を飲み込んでいくようなものだ――
という考えに結びつきそうで、何とも言えない気持ち悪さを覚えるのだった。
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