99. レトロゲーム番外地 (2)Now Loading...ネオジオCD【回顧録】
真野魚尾(まの・うおお)です。レトロゲームの思い出語りコーナー、第2回目になります。
人気格闘ゲーム『KOF』や『餓狼伝説』シリーズの開発元SNKの「ネオジオ」は、業務用と同水準の家庭用ゲーム機ということもあり、ハード・ソフト共に大変高価でした。
ソフトの媒体をカートリッジからディスクにすることで価格を下げたモデルが、今回取り上げます「ネオジオCD」です。プレイステーションやセガサターンとは同世代に当たります。
実を言いますと、真野はネオジオCD本体を持っていませんでした。なので、以下は友人経由でプレイさせてもらっていた際のお話となります。
◆ネオジオCD「お待たせ!」
このネオジオCD、ディスクの読み込み時間が非常に長く、例えば格ゲーの一試合ごとに2~3分のロード時間が挟まります。試合時間より待ち時間の方が長いとかザラでした。
そんな中、特に思い入れ深いソフトをいくつか挙げていきます。ゲーセンでも並行してプレイしていた作品たちです。
ちなみにゲーセン回はこちら。
★9. ゲヱセンのおもひで【回顧録】
https://kakuyomu.jp/works/16817330658975712480/episodes/16817330659588838771
◇『THE KING OF FIGHTERS '94』
3on3のチーム戦に加えて、2D格闘ゲームとしては独自システムの避け動作が斬新でした。打撃や飛び道具はすり抜けでノーダメ、ただし投げ技には弱いので、ガードとの使い分けが必要になります。
真野の使用チームは男装の麗人キングがいる女性格闘家チーム。全チーム中最弱という不遇でしたが、操作が下手っぴな真野にとっては、キャラ性能など誤差のようなものでした(二重の悲しみ)。
ラスボスのルガールがカリスマがあって格好良かったです。ただし、ジェノサイドカッターの攻撃性能だけはトラウマ級です(次作のオメガ・ルガールも含む)。モーションは格好いいけど。
◇『THE KING OF FIGHTERS '95』
'94の続編。チームメンバーが任意で入れ替え可能に。そして現在までの人気キャラである
そして、今作からオロチ対三種の神器というバックストーリーが明確に。八神=
◇『真SAMURAI SPIRITS 覇王丸地獄変』
『サムライスピリッツ』シリーズ2作目。真野の持ちキャラはフランスの女騎士シャルロット。主人公の
◇『餓狼伝説3』
シリーズとしては4作目。ゲームシステムが変化し、グラフィックもぐっとモダンに。真野はクイ◯ンのフレディ・マ◯キュリー似な新キャラ、フランコ・バッシュを使用。誘拐された息子を救出に向かうキックボクサーでした。
中ボスの
ラスボスは
◆余談
音楽に関して。真野にとっては、ゲーセンの爆音で
音源がCD品質なので、アーケード版よりもアレンジが豪華です。セガサターンなどのソフトと同じように、ネオジオCDのディスクをCDプレイヤーなどに入れて、音楽を再生することができました。
『KOF'94』の「ね!」(イギリスステージ)や、『KOF'95』の「嵐のサキソフォン」(アメリカステージ)は今もお気に入りです。「サイコソルジャー」(中国ステージ)も当時は珍しい歌付きなのが印象的でした。
というわけで、ほぼ全編格闘ゲームのお話に終止してしまいました。何しろあの時代、あれほどキャラクター性の強いゲームというのが、他になかったのですよね。台詞の端々から背景を匂わせる演出とか、実に心憎いです。
ネオジオCD本体を貸してくれたり、また下手っぴな真野と根気よく(接待)対戦してくれた友人には、改めて感謝を敬意を表したいと思います。
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