応援コメント

第34話 ライトノベルって、なんなの?<8>」への応援コメント

  •  源公子です。前回、エッセイの使用を了解いただきありがとうございました。
    5サイト全てに全作品掲載し、その反応を見て私のエッセイを完成させることができました。

    「どのサイトが私に合っているのか」とゆう理由で始めたエッセイでしたが、出た結論はWebサイト活動をやめることでした。

     きっかけは、明千香さんのコメントの返事を読んだことです。

     自分が小説を書く目的が、Webで交流することでも、ライトノベルをかいて本になることでも無く、自分が読んで面白いと思う作品を書くことなのだと気づけたからです。

     67歳の私にはあまり時間がありません。今書こうとしているものも書き上げられるか分かりません。

     書き上がったらならば全体の0.0001%の読んでくれた人のために、5サイト全てに作品を置きに行来ます。読まれることを期待はしませんが、読みたい人が読んでくれればそれでいいのです。

    一応、今書いているものを紹介しで終わりとします。ありがとうございました。

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    「扶桑樹の国」(仮題)2024年度制作予定。
    『中国の東方の海に、高さ100mを超す扶桑と言う木の立つ国がある。日はそこから出る』中国最古の地理誌・山海経より。
     
     縄文時代を調べる考古学者の父を持つ七樹は、カリフォルニアのチャンネル諸島に住む、海洋民族チュマシュ族(*注)の集落に来ていた。
    死んだ母がここの生まれで、10歳で父とともに日本に行くまで、この集落で育ったのだ。
     可愛がってくれた母方の祖母が病気だと聞いて大学を休んで駆けつけたのだ。
    部族のシャーマンの祖母は樹の声を聞き、七樹は、母の血を引いて風の声を聞くことができる。
     樹の精霊の呼びかけに応え、祖母は「この子をわれらの同胞に捧げる、連れて行け!」と叫ぶ。途端に七樹は風に連れ去られ、7300年前の縄文時代の九州にいた。

     待っていたのは、七本の御神木の扶桑樹と、樹の心を読める縄文の巫女の少女。
    少女は、鹿児島沖でカルデラ大噴火(鬼界アカホヤ噴火と言う)が起こり、火山灰でこの国が滅び、200年は誰も住めない荒れた土地になるという。
     もちろん、御神木達も燃え尽きてしまう。
    「そうなる前に、我らの体を使い船を作れ。我が民を、海の向こうのお前の同胞の地に連れて行くのだ」

     海辺を伝い、一万キロ彼方の“約束の地”へ。縄文のモーゼの物語が始まる。

    富士山大噴火と阿蘇山大爆発・巽好幸/幻冬舎新書2016
    世界ふしぎ発見!北米最古の足跡の謎/2023.8.19.放送。
    宗像教授異考録11「扶桑伝説」・星野之宣/2009年
    知られざる縄文ライフ・誉田明子/新光社2017年
    タネの方舟計画/スヴァールバル諸島
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    (*注)人類は氷河期以前に陸路ではなく、船で海岸沿いに続くケルプハイウェイ(海藻の森)を伝い、ロサンジェルスのチャンネル諸島に到達していたと言う説がある。(最古の人骨が出土)そしてそれを成し遂げたのが、縄文人だというのだ。(チュマシュ族のDNAや石器は、縄文人と酷似。顔立ちや、どんぐりを食べる食性も似ている)
    7300年前、鹿児島沖で起きた「鬼界アカホヤ噴火」は、火山灰が東北地方にまで達したと言われ、九州の地面を掘るとアカホヤ(ホヤは捨てる物の意)と言われる地層が、30cm~60cmの厚で現れ、7300年を知る基準となっている。



    (最終回)
    船団を率い、海流に乗り北上する七樹と村人達。今は七樹の妻となった少女の手には、船になってくれた木達のタネが握られている。それを通して聞こえる切り株達の別れの言葉。
    やがて地鳴りとともに噴火、火山灰が柱のように天に伸び(噴煙柱)津波が岸を襲う。
    火山灰が降り注ぎ、荒れ狂う波。海流に乗り必死に北へと船を漕ぐ七樹と男達。
    少女の手の中で、火砕流に飲まれ燃えていく切り株達の悲鳴が聞こえ、やがて静かになる。
    「必ずこの実を植えるのよ、約束の地に」少女はお腹の子供に向かって叫んでいた。


    「嗚呼 約束の土地へ どうぞ導いて」機動警察パトレイバー劇場版主題歌です。

    なにしろ縄文時代(新石器時代)なので、なかなか資料が集まらない。苦戦しています。

    作者からの返信

    源さま、コメントをありがとうございます。
    私がカクヨムを知って、小説を書き始めたのが、たぶん66歳か67歳。6年経とうとするいま、PV数を気にすることもなく、自分の書きたいものを書きつつ、カクヨムのシステムをありがたく利用させてもらっています。でも、そういう心境になるのに5年、かかりましたね。(笑)
    心を決めたら、「言葉の大海に、いざ、出航!」ですね。小説を書くって、いつもあちらこちらにアンテナを張って、好奇心が刺激されて、ほんとうによい楽しみだと思います。源さまの小説が完結されますように、カクヨムの片隅でお祈り申し上げています。


  • 編集済

    30代を終えた者(女)です( ´ ▽ ` )ノ

     私にとってのライトノベルは『キノの旅』という小説だったので、カクヨムや小説家になろうで現在のライトノベルを知って、少々衝撃を受けたのをおぼえています。

    RPGゲームにあまり馴染みがなく、よく分からない部分もあったのですが。比較的書きやすそうな『ざまぁ』ものを、試しに見よう見まねで2作ほど短編を書いて反応を見ました。
     
     その時はやはり、中高生に向けてというよりは、二十代、三十代の男女の読者さんを意識して書きましたが……。

     結果は、惨敗とまではいきませんでしたが、ふるわずでございました(笑)多分、期待されている内容が書けてなかったんだと思います。

    作者からの返信

    私ほど歳を食っていなくても、ここカクヨムを知って初めてライトノベルというジャンルを知り、初めて小説を書いたという人は多いと思います。
    なぜ自分は小説を書くかという目的意識を持つことは大切なことだと思います。交流を楽しむ手段なのか、自分の想いを形にできれば満足なのか。収入に結び付けたいのか。書きたい形とはライトノベルなのか、大人向けエンタメ小説なのか、あるいは純文学なのか。この目標を曖昧なまま書いて発表して、思う結果が得られないと嘆いても。いったい自分のどういう目標に対して結果が得られなかったのか、本人にもわからない…。と、私は思うのです。

    編集済