2024年

第21話 マイクラとスローライフという世界観<1>



 1年前にTVゲーム機プレステ5を手に入れて楽しんでいた<マインクラフト>。


 始まりの地が氷原近くの木も生えていないところというハンディをものともせずやり込んでいた。


 村を二つ改造して凝った家を建てまくり、いくつかの大洞窟も隅から隅まで探検して、そこから地図を広げることに夢中になり、あちこち歩きまわった。




 すると、ある日、突然に燃え尽きた……。(笑)




 3か月ほど、プレステ5を起動することもなく過ごした。

 そしてまた最近、突然にまたマイクラをニューゲームでやりたくなった。


 今度の始まりの地は、あたり一面がお花畑の大草原で、遠くには桜が大満開。


 前回と違ってすぐに村は発見できるし、攻略しやすい大洞窟も近くにあって、大満足。

 


 そして何よりも、どのように楽しんでも自由というマイクラの世界で、前回の経験を踏まえて自分は何をしたいかが明確になったので、あれもしなくちゃこれもしなくちゃというストレスを感じない。



 自分は何よりも、マイクラの美しい風景が好き。

 高い山の頂上に立って周囲をぐるっと見渡すのが好き。

 それから村を自分が住んでみたいと思えるように大改造するのが好き。

 鉱物をいかに安全に効率よく掘るか、計算するのも好き。



 そんな話を孫を相手に熱く語っていたら、「影MODっていうのを知っている?」と教えてもらった。


 リアルで美しいマイクラの世界を楽しめるのだそうだ。

 しかしそれには、高価なゲーム専用のパソコンが必要だとか……。



 うん、目標が出来た!



 30代の半ばでファミコンから始めて、いろいろな機種で楽しんだTVゲーム。

 40年楽しんで、最後はゲーム専用のパソコンを手にいれて終わりとすることにしよう。

 


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