第5話 『烏に単は似合わない』<2>
<1>を書いてより、一週間。
その間ずっと、「畏れ多くも松本清張賞受賞で販売総数180万部の『八咫烏シリーズ』の第1巻に、悪口を書き過ぎかも?」という不安を抱えていました。
でもいま<1>を読み返してみて、「そんなにひどくないよね。孫が8巻目をおもしろいと言って読んでいるというくだりなんか、完全な褒め言葉だよね?」と、ちょっと胸をなでおろしています。
このエッセイでは本音を書くのだと張り切っていたわりには、私は小心者です。
『烏に単は似合わない』の再読は、現在、半分ほど読み終えたところ。
でもね、プレステ5で、マイクラもやらなくちゃいけないし……。
マイクラでは、念願の廃坑を見つけたので、毎日、まるで『指輪物語』のドワーフになった気分でツルハシで掘っていました。
そうしたら途中でアップデートがあって……。
その後に地下にもぐると、なんとまあ、廃坑の景色が変わっていました。そのうえに、掘ったものを入れていたチェストが行方不明なるし。エンチャントをつけたダイヤのツルハシも入れていたのに……。
がっくりしましたが、気を取り直して再び掘っています。そうそう、孫の塾の先生が、「70歳過ぎたお婆ちゃんが、プレステ5を所有!」と、感心してくださったそうです。(笑)
そして、ネトフリでは韓流時代劇『私の国』を観ています。
書いている中華ファンタジー小説『銀狼山脈』が国盗り物語りなので、宮廷での政治駆け引きのシーンを書くための参考になればと思っています。
それにしても、李王朝の始まりは、兄弟が殺し合ってすさまじい。
以前に観た、同じテーマの韓流時代劇『六龍が飛ぶ』は、その残酷さに気持ち悪くなって中途挫折してしまいました。今回は無事に最後まで観られるでしょうか。
今回の『私の国』では、兄弟や臣下たちを粛清しまくったイ・バンウォンをかっこいいチャン・ヒョクさんが演じています。彼の大ファンなので、なんとか最後まで観られるといいなあ。
それにしても人間はどうして戦争をするのでしょう?
ちょっと前にNHKのドキュメンタリーで、そのことを脳の仕組みや感情や道具を使うようになった人類の歴史で説明していましたが、わかったようなわからないような……。
そしてそして年齢的にぼちぼちと終活を始めています。
その一環として、6月7月は大量手芸材料在庫であるレース糸の消費月間と決めて、頑張っています。カクヨムの作家さまの小説を自動音声機能で読み上げて、それを拝聴しながらせっせと手を動かしています。
あらまあ、近況報告をだらだらと書いてしまって、肝心の再読中の『烏に単は似合わない』の感想が書けませんでした。次回に続きます。
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