古希過ぎて、何が悲しくてライトノベルか……
明千香
2023年
第1話 お帰りなさいませ、山田さま!<1>
病院での療養の日々を終えて、山田さまがカクヨムに戻って来られました!
山田さまと言っても、彼が何ものかご存じない方がほとんどだと思うけれど。
山田さまはカクヨムで、『目にとまった作品読んでくぞ。三話までな。いろいろ言われても傷つくな。』と『言いたいけど言えない? じゃあ俺が言うわ。』という2つのエッセイを絶賛連載中されています。
前者は文字通り彼の目に触れたカクヨムに掲載されている小説を3話まで読んで、その感想を書くというもの。後者は、そのキャッチコピー『小説について色々思うとこあるだろ? 俺が言ってやるから。』が、すべてを語っています。
エッセイの内容はまったく忌憚のない厳しいものです。でも、山田さま独特のぶっきらぼうな口調が、厳しさの中に秘められた優しさと思いやりを見え隠れさせて、読み物として、ものすごく面白い。
そのせいもあって、初めはカクヨムの片隅でひっそりと掲載されていたのだけど、今では熱烈なファンや「自分の作品を読んで欲しい」と自ら名乗り出るカクヨム作家さんたちも現れて、人気上昇中。
山田さまのページ
https://kakuyomu.jp/users/yamadazamasu
私が山田さまの存在に気づいたのは、近況ノートの書き込みからでした。
私には近況ノートの書き込みから次に読みたいものを決めるという癖があります。近況ノートの書き込みが魅力的な作家さんは、書く小説も魅力的という法則があるからです。
それにしても、カクヨムで書き始めて、山田さまはまだ4か月。その中にあって近況ノートはまだ4話。その1話目で山田さまの面白さを見つけた私って、こういうことには鼻が利くのだわ~。(笑)
山田さまはその内容もあって目立つことを嫌っておられるので、その日より、コメントを残すこともなく♥をつけることもなく更新を楽しみに読み続けていました。
そしてある日こと、自分の作品が取り上げられていたのを見つけた時は、これは本当にびっくりしました。その時のことは、2032年3月28日の近況ノート『ちょっと面白いレビューを戴きました』に書いています。
https://kakuyomu.jp/users/iyo-kan/news/16817330655035256901
たぶん、『賢いヒロイン・中編コンテスト」の中から私の作品を見つけてくださったのだろうと思います。世の中には偶然というものもけっこう転がっているようです。そして、山田さまの書かれていることにおおいに納得して、ますますファンになりました。
長くなりそうなので、この続きは<2>として書くことにします。
……と言いながら、最後にあつかましくも、私の小説『銀狼山脈に抱(いだ)かれて、少女と少年はアサシンとして出逢った』について、山田さまが書かれているページのURLを貼り付けておきます。
山田さまの私の小説批評のページ
https://kakuyomu.jp/works/16817330653969275753/episodes/16817330654648921902
実をいうと、このページの♥数は8個と、なんとなんと、最近、ある人の9個に抜かれるまではトップだったのですよ。
「まあ、私の地味な作品に…」と思う反面、まんざらでもなく。(笑)
それで、もしここにURLを貼り付けることによって、♥が10個になったら、山田さまにいまさらながらのお礼の初コメントしたいなという思惑があるのです。
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