長い時を経て、母のいる場所へと帰ってきた青年の回想。 実に因果な話だと思いました。 登場する人物たちの「家族愛」は紛れもなく本物だと思われますが、 このようなすれ違いを見せるとは…… 読み終えた後にもう一度読み返してみると、もう戻れない感じが胸にくる作品でした。