第2話 足音

茂みの奥からガサガサっと音がした。俺は嫌な予感がしたので近くの物陰に隠れた、しばらく待っているとドンドンっと足音が聞こえるようになっていた、こっちの方に近づいて来ているようだ俺は息を飲みじっとしている


「訳の分からない森に連れてこられて俺はなんで危険な目に遭わないといけないんだ!」俺は少しムカついた


そんなことを思っていると、足音が止んだ恐る恐る物陰から顔だして見てみると全長1mくらいの丸いスライムがさっき俺のいた場所に落ちている。なんだあれっと思い近づいてみた、近づいてみるとスライムの表面が緑色に変わってぷくぷくと沸騰している、これはただ事では無いと思い距離を取ったその瞬間、スライムは緑色の液体を飛ばしてきた、それは幸いにも俺には当たらなかったが後ろにあった木に当たった。その木は段々と溶けていって、その緑色の液体は「酸」だと分かり、その場から走って逃げようとしたが緊張で足をつってしまった。足をつった瞬間今まで晴れていた空が曇った、、空が曇ると同時に自分の足が裂け目玉のようなものがギョロっと出てきた。パニックになり俺は失神してしまった。目を覚ますと目の前にスライムは居なくなっていてベットの上だった

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足をつった後にはいい事が @kajikami

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