なんつーか、ややっこしい讃岐うどん

久遠 れんり

讃岐うどんのしきたり。基本のみ

 香川県には、コンビニより多くのうどん屋がある。

 一般店にセルフ。半セルフ。それに製麺所。


 某チェーン店の丸亀さんは半セルフ。


 本物は、湯煎まで客にやらせる。


 一般店はまあ良い。全国的に同じだろう。

 店に入り、席に着いてから注文する。

 しばらくすると、品物が出てきて、食えば良い。


 ゆったりまったりとして、お会計。


 だが、半セルフや、セルフは、ほれできた。食え。食ったら出ろ。

 そんな感じ。ここでゆっくりすると、苦情を言われなくても。きっと白い目で見られる。支払いは、うどんを受け取ったところで払うが、昔の小さな店は後払いがたまにある。うどんや天ぷらおでんなど、覚えておいて、きっちり払う。

 食器返却も各自で行うこと。


 セルフは、最初うどん玉の数と、種類を、申し出る。

 1玉から、多いところは5~6玉まで。 6玉など、まるで、洗面器のようなどんぶりが来る。

 一玉、300g前後、大体適当だから日によって量が違う。

 金額もかけの小だと、店によって220円くらいから食べられる。


 いくつか、麺量の多い店があり注意が必要。

 愉楽家とか溜は多かった気がする。




 完全セルフだと、受け取った玉を、湯煎機でだぼ網。テボとも言う。に入れて湯につける。

 数秒から、数十秒。


 湯切りをして、どんぶりに戻し、出汁を張り。ネギやショウガ。七味を入れる。

 ああ。天かすもある。店によりわかめや大根おろし。


 おしぼりや、水お茶を取る。


 必要なら、うどん注文から、会計の間に、天ぷらやおにぎり。おでんを取る。

 天ぷらは、好みのものがなければ、店によって、うどん注文時に注文すれば作ってくれる。大体この形でいける。


 湯煎のない、半セルフもある。その場合は、ほっとけば湯煎される。注文時に、そのままや冷やなど言えば、湯煎せずに暖かい出汁。または、冷たい出汁の店もある。

 そのままは、水で締めた。冷たい麺に熱い出汁。

 冷やしは冷たい出汁か、氷水に漬けだしだったり。


 まあ店に入って、前の客を見れば分かるし、湯煎機の設置で判断できる。


 分からないのは麺量。


 某丸亀なチェーン店はすくなめ。それに値段は高い。

 そこが基本。

 安いところは、金額も安く麺量も倍くらいある。

 後人気店は少なめ。で、比較的麺が細め。ゆで時間が短いから、回転率を上げるためという事らしい。


 出汁も、いりこマシマシの店は、なんとなく酸味が強い。


 昔は、西は固め。東は柔らかめと言ったが。最近は、柔らかいがコシはあるタイプが増えた。


 まあ、初めていく店は、入念に調べていくのが正解。

 最近は、ようつべやWEBページがあるので、レビューまで見る。

 味の評価は、人それぞれだから当てにならない。


 セルフなどは、時間により。麺の堅さや出汁の濃さは変わるしね。


 例外の製麺所。行く前に調べてください。

 玉のみから、半セルフまで色々あります。

 玉のみは本当に、玉のみ。

 どんぶりから、醤油、出汁、薬味。すべて自前の所もあるので。


 先日、県外の人だろう。オロオロしていたのを見かけたので、書いてみました。



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なんつーか、ややっこしい讃岐うどん 久遠 れんり @recmiya

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