第15話 エピローグ
「東雲くんがいる世界で、生きていたいって思ったから」
そう東雲くんに囁いた。ものすごく恥ずかしかったけど、東雲くんが優しそうに微笑んでくれて、ほんのり嬉しかった。
「それはよかった」
人差し指の背で、手の甲をこつんとノックされる。
真っ青な空が頭上に広がっていた。もうすぐ学校だ。僕らはいつの間にか駆け出していた。日常が、僕らの舞台なんだ。
植物委員の漂流日記 はる @mahunna
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