第2話

 前回では、生徒目線の教育について語ると私は言った。しかし、今急速に問題になっている『女性用トイレ』について今回は語る。

そもそも、女性用トイレに何故身体性別が男性のトランス女性が入らねばならぬのか。

多目的トイレで良い筈だ。

私自身性別は分からない人間だ。

しかし、何方かと言えば心身共に女性だから女性用トイレを利用している。

だが、今回問題になっている『LGBT』の人々…特に、身体性別男性で性自認は女性の人々が、女性用トイレを使いたいと裁判を起こしたのだ。

これは、最高裁にまで持ち越された。

最高裁の判決は未だ出ていない。この判決によって、私達心身共に性別が女性の方は危険に晒されるだろう。

ここまで読んで、読者である皆さんはどう思っただろうか。特に、女性。

「いやいやいや、そこまで言うか?」

「大袈裟だなぁ、俺達別に手出さないよ」

…と思う男性の方もいるだろう。

では、反対に女性の皆さんは?

怖いに決まっている。何故か?簡単だ、性犯罪者達も容易に女性用トイレに侵入出来るからだ。

実際に、海外では明らかに女装した男が、ニヤニヤとして…言いたくないが、勃起した性器を其の儘にしてスマホを持ち、女性を撮影しようとしていた。

また、学校にて女子生徒がトランス女子生徒に殴られる事件も起きた。

「海外の話でしょ?日本は安全だってw」

そう思った者は、素直に挙手をしてくれ。

では、日本で逮捕された輩について紹介しよう。

先ず逮捕理由。これは、

『女性用トイレに侵入したから』。

容疑者の供述。

「汚物入れが欲しかった」

なぁ、どう思った?男性諸君。

これが、性犯罪者及び日本の実態だ。


 というか、私は今非常に怒りを覚えている。

何故、女性がこのように怯えなければならないのか。

安心出来る筈の女性用スペースに何故、男が入って来て其れを自衛しろ、と言われなければならないのか。

可笑しいだろう。何故、生命を授かると云う、重要な役割を持つ女性が!不安に晒されなければならないのか!!

…すまない、取り乱してしまった。

だが、女性読者の皆さんはきっとわかってくれる筈だ。

「女性ばかり優遇されて狡い」

「羨ましい」

等と言う馬鹿が、日本には居る。

ならば、と私は問いたい。

「赤子を命懸けで産めるか?」

「いつ来るか分からない月経を、閉経するまで共に生きると誓えるか?」と。

誓えないだろう。

更に問う。

「男性も被害に遭う事がある痴漢やら強姦等に怯えながら満員電車に乗れるか?」

「産後直後から育児出来るか?」

最後のは男性でも出来るな。しかし、殆どの男性が育児と言えるか分からない行動をする。

考えてみてくれ。

死ぬ程痛い思いをした。其れから開放された、と思った瞬間産まれたばかりの子を育てろと言われる。

耐えれるか?ボロボロな身体に鞭打って。

満員電車については、もう可笑しい。

未だに

「痴漢されるお前が悪い」

「其れ程あなたが可愛かったのよ」

と言われるのだ。

いやいやいや、何故被害者が責められなければならないのだ?悪いのは、百パーセント加害者であり、被害者は全く悪くない。 

レイプ(強姦)もそうだ。

「?被害者も楽しんでたんじゃ?」

そう思う者も、僅か乍に居るだろう。

では聞く。

「突然路地裏に引きずり込まれ、殺人レベルに殴られて『楽しかった?』と聞かれたら怒るだろう」と。

レイプ(強姦)だって同じだ。

被害者は本当に悪くない。全く悪くない。

頼むから、自分を、被害者を責めないでくれ。

恐怖で抵抗できないんだ。


 ここまで書けば、流石に今の日本の可笑しさが少しだけでも分かるだろう。

これ程に女性は日頃から警戒せねばならない。

また、話すかもしれない。

其の時は、私が冷静に話せることを祈る。

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