応援コメント

始(2)」への応援コメント

  • うぉおおおおおお!!!!!完結!!完結だ!ありがとうございます!!!!!
    色とりどりの糸で長い時間をかけて織りあげた大きな布を、端から端まで丁寧にまつって、慎重に玉結びをして、パチンと糸を切る。祈りの籠もった見事な手仕事を思い起こさずにはいられない、そんな最終話でした。えー、これ、すごいな……全てがきれいに畳まれている。ミオの存在が例外であったことに言及された箇所には鳥肌が立ちました。えー、すごい。ほんとすごい。

    >我々が生きたという事実は、想いとは関係なく確かに存在するのです
    黄金の声は最後まで救いを紡ぎだすんだなあ、と感慨深く思いつつ、しかしそれは、あくまでも過去、通ってきた道のりへの眼差しで。未来は……、と息をついたところでの、この展開!!
    古い地名が出てきた時には、全わたしが大喝采していました! 私も歴史学者になって駆けつけたい!!

    〆の言葉もね、最高ですね。
    >白雪、血潮、萌ゆる草 ……
    やっぱりこれでなくっちゃ、と握りこぶしを作ってしまいました。本当に、感無量、です……。

    心の底から、読めてよかった、と思います。あの時、「女神の柩」に心を奪われた私に教えてあげたい。この物語の真の姿はもっともっとすごいぞ楽しみにしておけ、って。たぶんむちゃくちゃ身悶えしてくれるはずw

    ここまで執筆されるのはとても大変だったと思います。書いてくださり、書きあげてくださり、本当にありがとうございました!!宝物です!
    (あかん、ちょっと感極まって涙出てきた)

    作者からの返信

    返信するのが勿体なくて何回も読み返しておりました(笑)ありがとうございます!! わーーー良かった…ご満足頂けてホッとしました…折に触れて思い入れを語って下さり与太話にお付き合い頂き(笑)長らくお待たせした末の結末、コケたらどうしようかとドキドキしながら書き上げたので、見事な手仕事と仰せ頂けて光栄です。

    リッダーシュには最後まで世話になりましたね…だからこそ「これから」にはもういなくて大丈夫だよと解放してやれたのは、作者としても肩の荷が下りた気分です。

    そして〆はぎりぎりまでどうしようかと悩んでいたのですが、ふっ、と紺碧の空を衝く霊峰とそれを見上げるミオの姿が脳裏に浮かんだ時、この歌が聞こえたのでした。彩詠譚のタイトルに相応しい幕引きになったかな、と自画自賛手前味噌~!

    本当に、GBさんはじめ待っていて下さった方々のおかげでここまで書き上げることができました。無事にお届けすることが叶って良かったです…
    改めて心から御礼申し上げます。ありがとうございました!!

  • 遺跡と化したかつての王国、そしてウトゥとの再会。見上げるシャニカがあまりにも虚しさを感じるほど、人の営みとは異なる世界樹の存在に、もしかしてこの物語はこの虚しさを抱えたまま終わってしまうのかな、と思ったのですが……救い、あったーーーーーー!!!!

    リッダーシュに先に行くように言ったその言葉の意味がわかった時にわーってなりました(今もなってる)

    世界の在り方は人智の及ぶところではないかもしれない。長い長い間抗ったことで何が変わったかもわからない。けれど、人を本当の意味で救うことができるのは、ごく身近な人との絆なのかもしれない、となんとなくすごくストンと救われたラストでした。

    最後まで読めてよかったです。連載お疲れ様でした。また他の作品にもいつかお邪魔しますね!

    作者からの返信

    最後までお付き合い頂き、ご感想まで、誠にありがとうございます!

    リッダーシュに先に行くように言う場面、あれ実は橘さんが青空で呟かれた一言で取りこぼしに気が付いて当初案を変更した部分なのです……おかげさまで上手い具合にわーってなってもらえる台詞になりました。橘さんは大恩人…!!

    自然や世界そのものに相対すると本当に人のちっぽけさに虚しくなってしまうのですが、それでも人は生きていくんだよ……みたいなところ、受け止めて頂けて良かったです。
    重ね重ね、ありがとうございました!