応援コメント

六章(2) 夢の終わり」への応援コメント

  •  なかなか時間が取れず、飛び飛びで読んでは飛び飛びで情緒が色々になっておりましたが、ようやく改めて通読いたしました。

     何度も邂逅を繰り返すシャニカとリッダーシュ、彼らの背負った運命の重さを想い、その幸せを願わずにはいられません…と言いながら幸せって何…みたいな心境に(情緒)

     今更ですが、「労僕」周りの設定が秀逸だなあと思います。現実でも古今東西、強い国には安価な労働力が付き物。現代でも身につまされる問題が多く描かれていて、楽しく読みながらも考えさせられます…!

     いつも素晴らしい物語をありがとうございます!

    作者からの返信

    ご多忙のなか、通読ありがとうございます!
    シャニカとリッダーシュは本当に重たすぎるものを背負ってしまったので、最後には幸せになってほしいですが、ここまで来ると「どうなったら幸せなんだ…」って頭を抱えますね~。読者さんに納得してもらえる締め括りに出来れば良いのですが!

    労僕、お褒め頂き光栄です。現実問題、国が富み栄えるにはどこかから搾取するしかないですもんね…征服国の奴隷とか植民地、自国の貧困層etc. 比べて工場生産の人造人間なら少しは人道的でしょうか(待て)
    三部でまたえぐい背景など出て来るので楽しんで頂けたら嬉しいです。

    残り少し、頑張ります!

  • ニンナル……!!! 良かった……!
    これまでも、彼女の存在がシェリアイーダ姫の、いまここにいる姫、としての輪郭を浮き上がらせてくれているような気がしていました。
    >なすべきことを為す、それだけしか頭になかった。
    この一文にも、それを強く感じます。このシーンが読めて嬉しいです。

    件の王子は……、なんというか、順当に拗らせて、なるようになったなあ、としみじみ思います……。
    警士に詰め寄ってから警士が半べそになるまでの展開が、なんというか、お手本みたいでお見事でした。(ネタバレ避けたらなんだかコミカル)

    第三部も楽しみにしております!!!

    作者からの返信

    ありがとうございます! リメイクに着手して姫の目覚めの後じきに侍女さんが出てきたところで、あ、この人があのラストの人だ、ってスッと繋がったのです…
    仰せの通り、彼女はずっと"シェリアイーダ姫"の存在を確かなものにしてくれる人でしたね~。最後の時にはもうそれも届かなくなったけど…かろうじて糸一本、夢に繋がりを残してくれました。

    兄上はアカンかったですね! 退場作法までベタな…!!(酷い)
    もし姫様が挫折や屈辱を味わったり、なんなら嫁いで王宮から出ていってたら、ここまで拗れなかったかもしれませんが、どうにもならず…巻き添えの警士さん虎さんがお気の毒様でした。

    第三部も引き続きよろしくお願いします。GBさんの叫びを聞くために頑張るぞー!(言い方)