初々しい恋心、ほろ苦さも悲しさもありながら、登場人物がそれぞれの想いを胸に残酷な運命に立ち向かいます。読む人の心を揺るがす事間違いなし!
複雑に絡み合う人間の感情とか優しさとか、いろんな想いを感じられる作品。物語冒頭はライトな感じなのだけど、読み進めるとこの話の奥の深さがわかると思います。私は本気で泣いちゃいました。読んで後悔する事は絶対にないです!
ある日、高校生の桐谷斗真は、小鳥遊(たかなし)ありすという背のとても低い女子に告白されて、付き合うことになる。甘酸っぱい青春が始まるかに思えたが、この告白は、残酷な運命の始まりだった。不思議な島をメインの舞台とした、悲しくも美しいお話です。読み終えた後、きっとあなたは他の誰かに少し優しくなれていることでしょう。
「桐谷くん、好きです。つきあってください」少女から告白されたあの日、運命はすでに決まっていた。これは愛を知った少年と愛を見付けた少女の物語。少年は少女の願いから、逃げることはできない。
このレビューは小説のネタバレを含みます。全文を読む(221文字)