これぞ小説、これぞショートショート、これぞ私小説!!
- ★★ Very Good!!
今話題のトピック「AI」について、作者が考え、イメージを膨らませ、ストーリーを紡いだショートショート。
AIは、私は「便利なツール」と考えています。
私の学生時代、パソコンやワープロは、学生の間では「一部の好事家のオモチャ」と見られていたものでした。
サークルの後輩を、NECのショールームに連れて行って、当時の売れ線マシンでワープロを使って見せたところ、漢字の誤変換の多さに「ケラケラ!」と笑われたものでした。
でも、今、高機能な漢字変換機能なしに、私たちの日常はあり得ません。
コンピュータグラフィックが普及し始めた頃、「人の筆遣いが残らない」、「あんなのは絵じゃない」などとさんざん言われたものでした。
でも、今、CGで描いたイラストを「絵じゃない」という人はほぼいません。
でも、漢字を、墨を筆に含ませて和紙に書いても良いのです。
セルに手描きをしたアニメ映画『超時空要塞マクロス』は、今も、私たちを圧倒します。
選択するのは、私たち一人一人。
AIは、私たちの便利なツールの「一つ」になると、私は思っています。
AIが私たちの日常に普及したらどんな生活になるか。
この物語は、作者が考察した未来の日常風景です。