紅茶を飲んだあとの口が洗われるような爽やかさが連作全体に感じられました。その中で木漏れ日のような明るい翳り、〜雨が好き 生きたぶんだけ傷のある心が呼吸(いき)をしたがっている〜の一首は主体の背景に思いを馳せることが出来て素敵だなと思いました。湿気の強い時期には呼吸がしづらいことに半生をそっとなぞらえていて、美しい歌だなと思いました。
同世代ならではの共感と静かな感動を覚えました🥺