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概要
君が先 振り向く顔に 恋をした 摘む指先 はぜく雨音
真夏の突然の土砂降り。雨宿りする場所を探して、軒先に駆け込もうとするが、何人かが先にいて、入り込めそうにない。「君が先!」突然、振り向いたのは、隣のクラスの少年。弾ける笑顔にときめいてしまう。どうしたらいいのか、わからない自分の指先は、濡れた制服を掴んだまま。二人の間に、雨の音だけが響いていて。
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