感情移入が止まらない。作者も楽しんで書いているのが見える。

私も少しだけ小説を書くことがあるが、筆がのるという表現がある。
圧倒的無敵感、世界で1番面白いものを自分が書いている全能感、この作品、作者からはそんなものを感じる。
作品の中に【楽しむ】というテーマがあり、それは例えば純粋に、例えば逆境の中でも、辛い時や悲しい時でも、否! だからこそ楽しむ。だからこそ笑うという圧倒的主人公感。読み進めて、気付いたら泣かされていた。

私は小説を読むのが好きで恐らく月に200万字分の作品数は読んでいると思う。流行りも追うため、例に漏れず最近は配信ものも多数読む。その配信と言うジャンルの中でこの作品は初めてレビューを書いた作品だ。バカほど小説を読むようになって、カクヨムを登録してからは1年程度、ジャンルは異なるが、レビューが書きたくて仕方ないと思ったのはこの作品が2作目の作品である