俺が昔勉強を教えた彼女達からアプローチをかけられるのだが

花咲つぼみ

1.再開

『私が作詞した新曲の花咲く恋ぜひ聴いてくださいね🎶』


 椿は歩いてデパートに向かう最中巨大スクリーンに映し出されている彼女を見て懐かしく感じていた。彼女は大人気アイドルグループ「シューティングスター」でセンターを務める美月奏みつきかなでである。奏とは大学時代に家庭教師のバイトしていた時に教えていた生徒だ。


「話には聞いていたけど、ここまで人気になっているなんてな」


 椿はアイドルに詳しくないため、後輩の話を聞いたりして知っていただけだったのだ。

 スクリーンに気を取られ立ち止まっていると少女から声をかけられた。


「すみません、この場所に行きたいんですが分かりますか?」


 帽子を深くかぶった銀髪の彼女に突然声かけられてびっくりしたが、少女がスマホで指している場所がデパートの近くのカフェだったため案内する事にした。

 移動中は彼女とたわいもない話しをしながらカフェまで着いた。


「ありがとうございます。私方向音痴なので助かりました」

「私も近くに行くところだったので」


 それじゃあ、と言い去ろうとするとすると少女が私の手を掴んできた。


「あ、あのもしお時間がありましたらお礼にご馳走させて下さい」

「いや、大したことしてないのでお気になさらず」

「いえ、私が気にするんです」


 何故か断っても粘ってくる彼女に根負こんまけしご馳走になることにした。

 カフェ入店すると店員から個室に案内された。


「カフェに個室なんてあるんですね」

「そうですね。私はカフェでは個室で打ち合わせとかするとで」

「打ち合わせ?」

「……」

「……」

「あの、私の事覚えてないですか?」

「もしかして、奏ちゃん?」

「はい!!そうです」


 彼女は深くかぶっていた帽子を取ると笑顔の教え子がいた。




_________________


 初めまして花咲つぼみです。小説を書くは初めてなので誤字や伝わりにくいところもありますがよろしくお願いします。

 多分更新は不定期になると思います💦仕事柄平日出勤ですが休日も出る時があるので。あと考えが上手くまとまらなかった時ですかね。


 気に入って頂けたら幸いです。

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俺が昔勉強を教えた彼女達からアプローチをかけられるのだが 花咲つぼみ @hanasakitubomi

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