パワーワードという言葉がありますが、この作品で語られている内容以上の「力」に満ちあふれた文章など、どこを探してもそう見つかるものではないでしょう。
恨み? 憎悪? 怒り?
そのような生易しいものではない、込められた本物の魂を感じました。
単に感情を紙に叩きつけたものではなく、それなりの説得力を兼ね備えている点もポイントが高かったですね。
そう、人はどうでもいいと感じたものをイチイチ批判などしないものなのです。
この作者さんは磨けばもっと光るのになぁ…もったいないなぁ……そう思った時、もしくはこの作中で語られているような「真理」によって作品を批判するものなのです。
よく言うでしょう? 愛情の反対は無関心だって。
創作者たるもの、自分の作品には自信を持ちたいもの。
その一点において、これは模範的態度と言えるのではないでしょうか。
自信を失いかけた貴方へ、おススメです!