棺の中からのメッセージ
影神
聞こえない詞
俺は葬儀屋で働いていた。
いや。正確には、
働いている。だ。
何と無く"人の死"と近い場所に。
俺は、興味があった。
死を嘆き、泣いてる家族。
死を喜び、皮肉を言う者。
死、には各々。他者に与える影響が違った。
その人が生きた証。
又は、結果が。
それであった。
棺の中には。
この世の肉体を失った魂が蠢いていた。
それは、まだ。
『生きたい』
と、言わんばかりに。
棺の中から何とか出ようと、足掻く。
「ダシテクレェ!!
マダ、、。
マダ、!。
シニタクナイ!!!」
その抵抗は虚しく。
それらが。
誰かに伝わる事は、無かった。
死んだら。幸せになれる??
向こうは、幸せだ???
んな都合の良い話しは作りモノだ。
これを見た中には。
『死者への冒涜』
と、捉える者も多く居るだろう。。
が。
何故お前は、それを知っているんだ。
そもそも。
本当に。
死にたくて。
死んだと思うのか?。
お前は、死んで。
こちら側に。
また。戻って、来たのか??
んな奴は居ねえ。
病気だから。寿命だから。
辛いから。苦しいから。
死は、何かが得られなかった場合の。
終着点だ。
本当は、ずっと生きたい。
ずっと。幸せを噛み締めて居たい。
けれど、
それは出来ない。
だから。
死を受け入れる。
皆。死にたく等は無いんだ。
ほら。
今日も、、
「マダシンデナイ
マダ、シンデハ。ナイ。
、、シニタクナイ!
シニタクナイシニタクナイシニタクナイ」
「御別れの詞を、、」
んで結局。何が言いたいか。
「何が言いたいか、、か。
別に俺は言いたい事はねえ。
ただ、俺は勝手な価値観を。
作者に読まされてるだけだ。
この設定も世界観も。
俺の好みじゃあ、無い。」
仕事に行って。死にたくなる程辛いなら。
仕事なんか辞めちゃえばいい。
学校へ行って。死にたくなる程辛いなら。
学校なんか行かなくもいい。
人付き合いに疲れて、死にたくなる程辛いなら。
誰かと関わるのをやめればいい。
孤独に押し潰され、生きる希望を見出だせないなら。
自分がしてて楽しい事を。
自分がやりたい事を。
自分が喜べる事を。
孤独を忘れるくらい。やり込めばいい。
ただ。そんだけの話。
「、、だとさ?。
まあ、分からなくもねえさ。
人間。
"死ぬ時は死ぬんだ"
誰だって。
な、?
明日死ぬかもしれないし。
明後日死ぬかもしれない。
んなん、誰にも分からない。
だから。今日を生きろ。
今を。
自分の人生を、。
自分なりに、生きろ。
なあにっ。そう、難しい顔すんなよ。
適当に。生きればいいんじゃあ、ねえの?
、、?。
これでいいか??
また公開停止にされんなよっ?
じゃあ。
お前等も、達者でな。
幸せになれよっ
」
棺の中からのメッセージ 影神 @kagegami
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